Loading…
 

作家の家―創作の現場を訪ねて  F.プレモリ=ドルーレ著  E.レナード写真

4890136282
西村書店
Amazon

大型本で、なんと言っても写真が美しい。

エリカ・レナードは、「ヴォーグ」「エル」「マリ・クレール」
といったファッション誌で専属カメラマンだったという経歴の人。
そのせいかしら・・・自然体でありながら、洗練された感じ。

本書にて紹介されているのは。
イサク・ディネーセン、コクトー、フォークナー、ヘミングウェイ、
ヴァージニア・ウルフ、ユルスナール、ヘッセなど20人の作家の自宅。

こんな家に暮らしたい・・・と溜め息がこぼれます。
美意識の高さと孤独への愛が窺える、気高さを感じる空間。
各々の作風を思い浮かべながら眺めると、感慨深さもひとしお。

文豪たちの暮らしぶりに言及した文章と併せて読みつつ、
彼らの作品の裏側をちょっと覗き見するような・・・
いいえ、じっくりと検証していくと、作家の本質も浮かび上がる。

創作の現場。愛と苦しみが渦巻いた場所。
安らぎと悔恨と追憶と未来と・・・。
望んだもの、挑んだもの、そして得たもの、得られなかったもの。

軒並み、室内装飾も見事だけれど。
どの家も景観が素晴らしいのが特徴と言える。
現代の日本の住宅事情から見れば、御殿です・・・贅沢。

理想の家がここにある!と興奮した私。
無理だから。絶対に無理だから。確実に不可能だから。

いや。でも。広さは諦めても。立地も諦めても。美学は取り入れたい。
それぞれスタイルは違うのだけど、共通しているのは「調和」。
その家には似合わないと思うものが一つも無い。

(2012.6.26)
身の回りには自分の美意識に叶うものだけを置こう、
そのためにまず、潔くイマイチなものは全て捨てよう、と。
片付けの意欲が湧いてくるという思いがけない効用がありました。
そんじょそこらのインテリア誌なんて太刀打ちできません。
よし・・・買おう、この本。


関連記事

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.30 06:43 | | # [edit]


  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://raffiner.blog70.fc2.com/tb.php/1571-5cf78715

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

<別館のご案内>
Instagram
99%、花の写真です。

moleskine絵日記
ちいさな絵日記。

表示中の記事

  • 作家の家―創作の現場を訪ねて  F.プレモリ=ドルーレ著  E.レナード写真
  • 2012年09月29日 (土)

カテゴリ

最新コメント

データ取得中...

月別アーカイブ

***