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つぶやき集 2012年7月(4)

Posted by 彩月氷香 on 31.2012 つぶやき集   0 comments   0 trackback
飲み物は基本的に水か、お茶か紅茶か珈琲しか飲まない。アルコールは何でも飲めるが焼酎と缶チュウハイとハイボールと第三のビールは飲まない。ジュースは果汁100パーセントに限り時々飲む。さらに稀にポカリスエットも飲む。食べ物・衣服等より好みが明確。なので、微炭酸飲料を飲むなんて珍事。

理由もはっきりしている。甘い食べ物は好きだが、甘い飲み物は好かないのである。紅茶も珈琲も、当然砂糖は入れない。缶コーヒーも無糖しか飲まない。で。久しぶりに微炭酸ジュースを飲んで思ったのは。やっぱり甘い飲みものは好きではない。不味いわけではないけど。後味がべたべたするのが嫌い。

吉田秀和氏のグールドを語る言葉が好き。グールドに出会った時の感動が蘇る。そして、晩年のホロヴィッツを批判した勇気。さらに何をどう語っても品位を失わなかった彼の言葉の美しさ、確かさ。音楽でなく絵画を語っても、いいえ日常を語っても、自らの感性にひたすら誠実で。永遠の憧れの人。

自分はこう思う。その気持ちを包み隠さない。しかし対する異論を弾くような刺々しさは持たない。おもねらないけれど、迎合しないけれど、懐が深い。穏やかに深く優しく、秘めたる峻厳さに磨かれた言葉。難しい熟語を使うことなく、豊かに紡がれた文章。身の程知らずかもしれないが彼のように書きたい。

先日のNHKの吉田秀和さんの特集を観ていた際、メモしていた言葉。「自分の根から離れてはいけない」「他人の情報は頼りにしてはいけない」「まだ誰も言っていないことを言おう」心がけていたつもりのことだけど・・・改めて心に刻もう。

録画していたNHKBSの「旅のチカラ」を観る。アイルランドのアラン諸島を旅する糸井重里さん。世界一のセーターの島だというのに。今は幻となってしまった手作りのセーター。安い機械編みの商業製品に追いやられて。糸井さんと共に私も幾度も涙ぐんだ。母が編んでくれたセーターを思い出しながら。

母も頼まれて編み、お金をもらうくらいの腕前だった。私と弟に毎年、新しいセーターを編んでくれた。通算して何十枚になるだろうか。それが今、手元に一枚もない。記憶の中にまだ消えずにいるセーターを順番に思い返しながら。なぜ残しておかなかったかと悔いた。せめてアラン編みのセーターだけでも。

手作りはお金にならない。実直な手作り程、そうだ。儲けるための戦略を凝らせば売れる場合もある。糸井さんはそうではなく、売る側と買う側の心の架け橋になるような、心温まる商品の売買ということを望んでいるのだった。そんなの夢物語だよ、と思わず呟いてしまったけれど。その夢は美しいと思う。

糸井さんの手書きの字で、画面に映し出された彼の言葉。「荒地で思うのは絶望のことではない。荒地に絶望という名前をつけるなんて面白くもない。ここに花を咲かせてかわいいを見つめた目。ここで生きぬいてかっこいいを教えてくれた背中。時間の中に人たちが編まれる」そうだ、荒地が育むものがある。

ブログの過去記事を手直ししていた。誰が読むでもないと思うが、冗漫な文章が耐え難かったのだ。一見してすぐにわかる書き方ではないが、しつこく繰り返して同じことを記す癖がある。削りどころ満載。飾れば飾るほど言葉は弱くなるのに。そもそも思考が曖昧なのだ。掴み切れていない時ほど饒舌になる。

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