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十九世紀イギリスの日常生活  クリスティン・ヒューズ

2012.08.22 未分類   comments 2
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松柏社
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十九世紀イギリスといえば。
急激な進歩の裏に多くの混乱と矛盾が渦巻いた時代。

イギリス文学の著名なものも、この時代に多く生まれている。

ディケンズ、ブロンテ三姉妹、ジョージ・エリオット、
トマス・ハーディ、ヘンリー・ジェイムズ、ルイス・キャロル、
コナン・ドイル、バーネット、オスカー・ワイルド、
ジェーン・オースティン・・・

一部ですが、とりあえず思い出した作家を挙げてみました。

つまり。私の頭の中のイギリスのイメージは十九世紀?
うん。現代を除けば・・・たぶん、そうだ。

そのイメージの細部を補強したら、
イギリス本の読書がいっそう楽しめるのでは?とふと思い。
この本を手に取った・・・という次第。

大きな項目としては以下の3つに分かれています。

1「日常生活」
2「政治・戦争・経済」
3「社会」

これを見ると堅苦しい感じですが、
小見出しは「料理」「召使」「旅行」「礼儀作法」という具合で、
さらに「ロウソク」「バターの保存」など細かく分類されている。

召使のところなど、かなり興味深いです。
雇用、給与、臨時収入、退職、制服・・・と詳しく書かれていて。

個人的にツボだったのは、ニセウミガメスープの作り方。
これが相当、手間隙かかってるんですよね。

出がらしのお茶を召使が、お茶屋に売ったというのも吃驚。
それを乾燥させ着色して「新茶」として売ったというのだから、
なんとも恐れ入ります・・・

死体泥棒も、本当にあったんですねぇ。こ、怖い。
想像がつくことではありますが、労働者を取り巻く環境は劣悪。
パーティーのマナーなども、悪い冗談としか思えません。

気になった項目を並べるとキリがないのでこの辺にしますが。
イギリスの小説が好きな人には、とてもお勧めな本です。

(2012.8.12)
説明がとても細やかで、分類も工夫されていて見やすい。
十九世紀イギリスを知るための資料としても役立ちますし、
読み物としても楽しめる内容になっています。

余談ですが。この本をカテゴリのどこへ入れたらいいんだろ?
今まで「悩んだら未分類」方式を採用してたのですが。
50冊も「未分類」に放り込まれてる現状に焦っております。


関連記事

UK
よほど、英国文化がお好きなんですね。
英国に関する記事でカテゴリーが作れそうですね。

現代の英国の食べ物は、あまりおいしくないとは聞いていますが、
でも、ニセウミガメのスープ?は気になりますね。

集中的に読み込むジャンルや本があるときは、
関連書籍で周辺知識を固めた方がより楽しめますよね。



2012.08.23 06:16 | URL | kappamama #- [edit]
日本人なのにねぇ(笑)
幼少時に読んだものの影響なのかしら・・・。

確かに「UK」か「英国」カテゴリ、作れそうですね。
著者名別に入ってる作家さんもたくさんあるので、
その辺と、どう区別するのかが難しいところです。

「関連書籍で周辺知識を固める」とまでは行きませんが。
そういう読み方を意識的にしてみるのも良さそうですね。
2012.08.23 19:31 | URL | 彩月氷香 #- [edit]


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  • 2012年08月22日 (水)

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