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つぶやき集 2012年8月(4)

Posted by 彩月氷香 on 30.2012 つぶやき集   0 comments   0 trackback
なぜか。唐突に今日、会ったばかりの友人に手紙を書き始めた。気がつくと父のことを書いていた。彼女に何の関係もないのに。ただ「家族」について思い悩む人に声をかけようとすると、私の頭には父の姿が浮かんでくる。彼はあり得ないくらいに「善い人」で、単純で無欲で素朴なのである。

何か難しく考え込むことを価値のあることのように思うのをやめて。父を見習って目の前の小さなことを単純に喜んでみようかな。・・・と思ったところで性分というのは変わらないものだけど。時おり、小さな嬉しさが気持ちを素直に素朴にしてくれて、その感じがずっと続けばいいのになと願ったりはする。

欲張らなければ満足することが容易くなる。けれど簡単に手に入るものは満足度も低い。欲があるから努力もするし、進歩もするが。貪欲に求め続ける生き方はやはりしんどい。欲がゼロというのも淋しいもので。自分の能力にあった欲を持っていれば、日常に程よいメリハリが生まれるのかもしれない。

出来ないとわかっていることを望む。決して実行しないとわかっていることを自分に約束する。信じていなくても、妄想で生き延びる。・・・というのは卒業したいけど。何か黒いものが渦巻いて来ると、とりあえず上辺だけキレイに整えようとするクセも。ま、直らないだろうという気はする。

「普通」な気分というのは平坦すぎて何だか淋しい。心に波風があるのが結局、好きなのだ。平らな物より凸凹してるものの方が優しい気がする。心が平面になってる時は要注意。知らず知らず、無理に波を立てようとしたりするから。自然の波と違って人工の波は美しくありませぬ。

色々と。軽くしたい気持ちが強まっている。無駄な物が詰まっていて、大切なものが押し出されている気がするのだ。ちょっと心細くなるほどの広々とした空白を作りたい。そこに、ほんとうに大事なものだけをゆったりと収めたい。

無駄がたいせつ、とも思ってはいる。ただ、その無駄は自発的なものでなければ。周囲から流れ込んで来た無駄は、自分を細切れにするだけだ。

生まれついた性分としては。生存すら危ぶまれるほど白黒がハッキリしている。いや、いた。生きていく上での不便に負けて、どんどんグレーゾーンを広げてきた…。おかげで輪郭がなくなった。もういい。グレーのところは思い切って刈り込む。生きた線のない、ぼやけた絵のような人生など、まっぴら。

グレーの濃淡が陰影となって効果を生むこともあるけれど。あくまで背景と輪郭があってこそだ。茫漠と広がる灰色の海に溺れたくはない。

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