Loading…

005 夢の話

Posted by 彩月氷香 on 19.2012 夢の話   2 comments   0 trackback
05fuseli0140_convert_20121001143810.jpg

私は西洋人っぽい若い美形の男性である。国籍は不明。
そして、仕事で異国へと派遣される。
(註・・・以下、「彼=私」となります)

自然が豊かなようでいて雑多な印象もあり、
南米っぽいような北欧風のような、不思議な街である。
そこで彼はある日、美しい二人の女性に出会う。

ところがどうしてか、幽霊か幻と勘違いされる。
それが楽しくて、わざわざ生身の人間に見えぬように装って、
二人の前に表れて楽しむようになる。

仕事?それは元々、あってないようなもの。

彼は部屋を借りる。真四角の箱のような家。
野原にポツンと建っている。四方がガラス張り。

仕事をサボり過ぎたのか、何か不手際があったのか。
とうとう、彼の同僚(友人でもある)が本国から探しに訪れる。

彼を発見する前に(どうやら行方をくらましているらしい)、
二人の美女に会い、彼が実在の人物だということを教える。

それを覗き見していた彼はがっかりする。
自分が夢のような朧げな存在であることを楽しんでいたのだ。

彼は泳いだり(美しい川!)走ったりしながら、逃走する。
見つかってしまってラクになりたい思いと闘いながら、
自分でも理解し難いような熱意を持って逃げ続ける。

部屋にはカーテンをかける。
外出できないので、とうとう食料も底をつく。

ベーコン入りの食パンが二切れだけになり。
一枚は焼き、一枚は冷凍庫へ。

・・・と。友人の姿が窓の外に見える。
すーっと通り過ぎて行くが、そのすぐ後に電話が鳴る。
彼は悩むが、わずかな荷物を持って部屋を出る。

やはり、その後すぐ友人がやって来る。
その姿を彼は遠くから、哀しい気持ちで眺めている。

(2009.7.06の日記より)

******************************

妙にありきたりな小説風な夢ですね(笑)
細部がくっきりとしていて、街や感情が生き生きとしていました。
ベーコン入りの食パン?と思いますが、これがとても美味しそうで。

自分で自分の姿が見えるのは、どうもオカシイんですが。
小説風に、一人称と三人称が混じっているようです。

あれ、ていうか混ぜちゃいけないんでしたっけ??
いや、混ぜても成立するように書くのが難しいんですよね。
ま、それは小説技法の話であって、夢は自由自在ですから。

それにしても。何なんでしょう、この夢。
男性(=私)は、この女性たちにとって謎の存在であるという、
その立場に溺れて行き、きちんとした生活が出来なくなる。

女性たちは男に恋心を抱き、いつも会いたいと探している。
だが彼は生身の存在ではなく、偶然にしか会えぬものと思っている。

男は女性のうちの一方にとくに惹かれていて、
実は相思相愛なわけですが、騙していたことが後ろめたく、
自分が生身の人間とバレてからは、姿を現すことができない。

身勝手でグズグズした男だな!(笑)

しかし、自分も女性たちも掛け値なしの美形だったので、
目の保養になる夢でした・・・景色も映画のように綺麗で。
美女二人が姉妹なのか友人なのかは、判然としませんでした。

実はこの日、数珠つなぎに夢を見たらしく、
一番はっきり思い出せたのがこの夢なのです。

一個前の夢は、微かに覚えています。
なぜか、5〜6階建ての不思議なビルを昇り降りしていて。
どう不思議かとういうと、ワンフロアが狭すぎるんですね。
集会所っぽい、見渡せる広さの一部屋だけなんです。

どの階も、すごく見つかりにくい所に階段があるのです。
しかも階によっては、部屋の周囲がぐるりと小さなプールだったり。

例によって、夢の中の私は何か探しているようでした・・・


冒頭の絵の作者はヘンリー・フュズリ。
1741年、スイス生まれ。聖職者を志したが、やがて画家に転向。
24歳のときロンドンに渡る。1825年、ロンドンにて死去。
その作品は、眠り、夢、死、幻覚、狂気、あるいは性的な妄想などを
主題としたものが大半を占めている。


(追記)
夢の記録は、あちこちに散乱していて。けっこうな量があります。
気紛れに古いものを掘り起こして、こうして公開しています。
近頃はズボラになり、ツイッターでつぶやくことが増えましたが・・・
冒頭には本文とは関係なく、幻想的な絵(私の主観です)を。
この絵を選ぶのが、秘かな楽しみだったりします。

関連記事

こんばんは。
さすが、といいますか。
氷香さんの絵を選ぶセンス、とても高いですね。
女神に誘惑されてながら、悶々とする男の苦悩が伝わる一筆ですね。
2012.10.22 02:20 | URL | #JyN/eAqk [edit]
わーい。褒められた!ありがとうございます。

見つけた時、「これだ!」って思ったんですよ。
実は知らない画家さんだったんですが・・・

絵を探すのが楽しみなあまり、夢の話を乱発してしまいそう。
「夢に似合う絵」という曖昧なお題がいいんでしょうね。

慧さまのブログ出会う絵の「ちょっとグロい感じ」も大好きです。
ヒトが心の中に隠し持っているものが絵になってる印象で。
少し怖くて、ドキッとして、切なくて、面白くて、魅惑的で。
2012.10.22 10:32 | URL | 彩月氷香 #- [edit]


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://raffiner.blog70.fc2.com/tb.php/1648-11a80004

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

<別館のご案内>
Instagram
99%、花の写真です。

moleskine絵日記
ちいさな絵日記。

表示中の記事

カテゴリ

最新コメント

データ取得中...

月別アーカイブ

***