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つぶやき集 2012年9月(4)

ローラ・ボベスコの演奏は、なぜか初めて聴いた時から大好き。レコ芸のおまけCDに何の曲だか忘れたけれど、ほんの一部収録されていて。一目惚れならぬ、一聴惚れ。もっと上手いヴァイオリニストはいると思うけれど、彼女の演奏の柔らかな気品、華のあるチャーミングさは得難いものに思える。

音色の好みは生まれついてのものなのだろうか。ヴァイオリンの演奏は一応、名のある人はひととおり聴き。どれもそれはそれで美しいと感じられるのだけれど。心底好きなのは、ボベスコとグリュミオー。オイストラフも良いのだけれど、私の好みから言うと堂々とし過ぎている。でもまた聴いてみたいな。

新しいものが駄目っていうわけではなくて。良いな、っていうものも沢山あるのだけど。やっぱりどうしてだか、古めのものが気持ちにしっくり来る。寛げる。しみじみといいな〜と思う。音楽も、絵も、文学も、建物も。よくよく心に染み込んで来るような感じ。突き刺さるのではなく、じんわり、じっくり。

父はボールペンの替芯という概念がなかったらしく、「つかなくなった」と言って捨てようとしてた・・・。替芯買って来たらまだ使えるよ、と教えて上げたら無邪気に喜んでいた。「え?どこに売ってるの?どんなの買えばいいの?」と言うんで、メーカーと品番を教える。ていうか、なぜ替芯を知らぬのだ?

そうなんだ・・・グールド、生きていたら80歳だったんだ。まだ生きていてもおかしくないんだね。せめてあと、十年でもピアノを引き続けて欲しかったけれど。老いたるピアニストにならずに逝ったことが彼らしいとも思う。今晩はグールドを聴こう。まず、デビュー盤のゴールドベルク協奏曲から。

iPhoneのアプリに何を求めているかと言えば、結局、本の情報を管理することなのだった。いかに効率よく図書館で本を借り、図書館で調達不可なものは古本で手に入れるか・・・が肝腎なことなのだ。さらに、本を借り過ぎて返却前に焦って読む羽目にならぬよう、読書のペースを塩梅することも。

ちょっと、心を風にそよがせて遊ばせている。近づいては遠ざかる、秋の小さな足音に耳を澄ませながら。ゆらゆら、ふらふら。不安定だけれど、それが妙に楽しい。時々哀しくて、時々嬉しくて。ほとんどは、どちらでもなくて。でも。何もなくても、風を感じる。


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  • 2012年10月03日 (水)

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