Loading…

女彫刻家   ミネット・ウォルターズ

Posted by 彩月氷香 on 07.2012 ミネット・ウォルターズ   0 comments   0 trackback
4488187021
創元推理文庫
Amazon

巻末の野崎六助氏の「ミネット・ウォルターズ論」なるものに、
非常にびっくりさせられた・・・本の感想が吹っ飛ぶくらい。

要は、ミネット・ウォルターズの作品は無用の伏線だらけで、
しかも収拾を半ば放棄して強引に突っ走っており、
計算はずれ、不統一、混乱という短所を持ち味にしている、と。

「だからといって本作の価値が低くはならない」と付け加えられても。
まるでフォローになってないと思いますが・・・

彼はルース・レンデル以上にミネット・ウォルターズが苦手と言う。
つまり、この二人を同種と位置づけているわけですが。
私はレンデルは苦手だけど、ミネット・ウォルターズは大好き。

過度に女臭いって・・・うう。そう・・・ですか?
レンデルには感じるけど、ウォルターズは違う気がしますが。

しかし。差別的な発言かもしれないし、
私自身は今まで思い浮かばなかった言葉だけれども、
「女臭い」というのは確かに避けたい要素ですねぇ。

私は今まである種の女らしさを受け付けないと思ってたけど。
女らしさは良くっても、女臭さが駄目ってことなのかもしれない。

そうは言っても。
女らしさと女臭さは境界線を引くのは本人ではなく他者だから。
結局、見る人によって違って来るのだよね。

ウォルターズが過剰な書き手だとも野崎氏は述べていて。
それに関しては否を唱えるつもりはまったくありません。
だけど、そこが魅力なのにねぇ・・・無駄って言われても・・・

(2012.11.28)
後味は悪いというか。不気味というか。
これを「やり過ぎ」と言いたくなる気持ちはわかります。
読者を不安な気持ちにさせる作風ですよね。
え?え?そんなことが?この人もあの人も実は?みたいな。
本来、そういうのは好きじゃないんですけども。
ミネット・ウォルターズの人間の暗部の描き方には魅力を感じます。
関連記事


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://raffiner.blog70.fc2.com/tb.php/1759-1c40c157

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

<別館のご案内>
Instagram
99%、花の写真です。

moleskine絵日記
ちいさな絵日記。

表示中の記事

  • 女彫刻家   ミネット・ウォルターズ
  • 2012年12月07日 (金)

カテゴリ

最新コメント

データ取得中...

月別アーカイブ

***