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図書館 愛書家の楽園  アルベルト・マングェル

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白水社
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激しく飛ばし読みしてしまいました・・・時間がなくて。
なので、感想を書くのは控えます。

代わりに・・・と言ってはナンですが。
大急ぎで書き写した私の心に残った箇所を引用しますね。

発見から始まった物語は、探求で終わらなければならない

どんな図書館にも、受け入れるものと、排除するものがある。すべての図書館は選択の結果であり、必然的にその領域には限りがある。どんな選択からも排除されるものがあり、さもなければ選択はありえない。読書という行為は、耐えざる検閲に等しいのだ。

本を読む人の美点は、情報収集力にあるのではない。また、秩序だて、分類する能力にあるわけでもない。読書を通じて知ったことを、解釈し、関連づけ、変貌させる才能(ギフト)にこそある。

読書を重んじる文化において、知識は文字や情報の堆積のなかにあるのではなく、また物資としての本そのものにあるのでもなく、ページのあいだから経験をとりだし、それをふたたび経験に変えるという行為にある。すなわち、外界と読者自身の内面の双方に言葉を反映させることにあるのだ。

読者が存在するかぎり、一冊の本はささやかな永遠性をもつのだ。その意味で、読書とは再生の儀式にほかならない。

本は苦痛を癒したり、悪を防いだり、善や美が何であるかを教えてくれたりはしないかもしれない。また、人の寿命が尽きるのを防いでもくれない。だが、本は、無数の可能性を与えてくれる。変化する可能性、啓発する可能性である。本はどれほどうまく書かれていても、イラクやルワンダの悲劇からほんの少しの傷みすら取り除いてはくれないかもしれないが、どれほど下手に書かれていても、縁あってそれを読んだ人には、かならず啓示を授けてくれる。ロビンソン・クルーソーはこういっている。「私のこの物語に出会う人々のなかに、こんな知恵を学んでくれる人がいるならば、悪くはないのかもしれない。すなわち、人が生きるうえで、どうしても避けなければいけない悪、それに陥れば、とんでもなく恐ろしい目に遭わされる悪が、苦難から脱出するための手段、あるいは扉となり、われわれが立ち上がるための唯一のよすがとなる場合も、少なくないのである」。


著者は「インターネットは海のように気まぐれだ」とも書いていて。

インターネットが提供する?生み出す?ものは「永遠の現在」。
この表現にはなるほどと思いましたが。さらに付け加えられた一言。
「中世の学者にとって永遠の現在とは地獄の定義の一つだった」

今もこの言葉を反芻しながら考え込んでいます。

人間は自ら地獄を作って、その中へ泳ぎ出して行く生物なのか。
そして地獄巡りを楽しむことだって出来ちゃうんじゃないか。
私はなんだかんだ言ってネットに限らず、地獄が好きかも・・・

それとも。地獄も時代で変わるのか。

(あれ?感想らしきものを結局書きましたね)

(2013.3.28)
図書館好きとしては「読まねば!」というタイトルですが。
西洋史や哲学や文学の素養がないとチンプンカンプンかも。
私ですか・・・用語の上っ面が何とかわかる程度です(汗)
ちびりちびり味わって読みたい本。そのうち買います。

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  • 2013年04月26日 (金)

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