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『ある男』木内 昇

2013.09.27 木内 昇   comments 0
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文藝春秋
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しまった。明治時代? 苦手だ。
そもそも時代小説が苦手だけれど、明治時代って特に・・・

しかし、思えばいたくお気に召した『漂砂のうたう』も明治の話。
ま、先入観に捉われず、読みましょう!!

・・・と気合いを入れ直したものの。

一行ごとに発症する「明治アレルギー」。ああ辛い。
なんだか妙にイライラするぅ〜っ!

木内昇の作風自体、合わない人にはイラっとくるだろうな。
私は妙に、この人の人物や情景の描き方が気に入っていて。
ええ、それはね、本作を読んでてもいいなーと思う訳なんです。

しかしだね・・・ううぅーん。違う時代じゃ、いけません?

だけど。明治時代が苦手と言うのもよく考えるとおかしな話で。
三島由紀夫は明治時代をよく描いておりませんでしたっけ?
(若干文豪アレルギーがあるんですが、三島由紀夫は好きです)

あ。わかった政治的局面がイヤなんですね。たぶん。
男性目線の明治時代がちょっと苦手なんじゃないかと思う。

三島由紀夫は女性寄りの目線じゃないですか。
そう言うと、かなり雑なくくりになっちゃいますけど・・・
いや、違うな。やめよう、この話は。自分が把握できてない。

そういえば『漂砂のうたう』を読んだとき。
主人公のダメ男っぷりをえらく礼賛していた記憶があります。

やはり、本作もダメ男の描き方は抜群に上手い。
しかも短編集なので、ダメ男大全みたいな感じになっている。

作品としては、大したものだなぁと思うのです。うん。
ですが、どう頑張っても読んでいて楽しくなかった・・・

(2013.8.1)
著者は男性だとばかり思い込んでおり・・・じょ、女性!?
びっくりです・・・。まぁこの嫌らしさは女っぽいか。
こういう男性がいたら素敵だったのになぁ、残念です(え?)
蛇っぽい男性と思ってたのに、蛇っぽい女性だったのか・・・
でも一周して、こういう女性って格好いいなとも思います。


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  • 『ある男』木内 昇
  • 2013年09月27日 (金)

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