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つぶやき集 2013年11月(3)

欲しいもののことを考えることは。そういえば昔から好きだった。「欲しさ」の度合いにも色々あって、必要性からくるか、憧れからくるか、一時の気の迷いからくるか、自分の中での流行からくるか。欲しいものたちを眺めて「傾向」を探るというのか、自分の「好き」の要素を分析するのが楽しいのだった。

どうやら「シンプル」というのは憧れに過ぎないようで。好きな物は装飾性の高いものが多い。ただ色味は控えめで。どこかカッチリしている感じのものが良いみたい。呆れるほどにアメジスト色が好きだということも実感する。金具は金より断然銀、だったのは近頃は古色のある金色が好きになってきた。

飾り気はあるけれど、すっきりとしている、というのが多分理想。遊び心も時々欲しい。全体としては少し淋しげで、でも一つ一つのものは凝っている・・・というのか。細工の細かいものが好きなのは変わらなくて、だから昔のものに惹かれるのだろうと思う。

子供の時からよく、「私なんで現代なんかに生まれちゃったんだろう」と思っていた。自分の好きな物が昔の、今は廃れたものばかりだったので。古風なものにばかり惹かれる傾向は今もある。でも古臭いのは厭なのだけれど。

私は全然だめなのだけれど、持ち物や服装、暮らしぶりが当人とよく調和している人は見ていて本当に気持ちがよい。よく似合う服を楽しく着ている人を見かけると、まるで素敵なプレゼントを貰った気持ちになる。容姿の美しさよりも、遥かに値打ちがあって、しかも滅多に出会わないのだけれど。

「可愛い!」というのは物(服も含む)を褒めただけの場合も多くて。だから「似合う!」というのが一番の褒め言葉だと思っている。自分にほんとうに似合うものを選ぶのは、なかなか難しいことだから。素敵な人はバッグや服の印象が残るのではなくて、それらを纏った全体の姿が心に残るものだ。

自分に似合うものをきちんと知っている人になりたい。似合わなくても好きなものは、勿論いっぱい世の中にあるわけだけれど。それをすっぱり諦める潔さが欲しい。結局、欲張ることは美しくない。自分に似合わないけれど好きな物は、似合う誰かが持っている(着ている)姿を見て楽しめば良いのだし。
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