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役たたず、   石田 千

Posted by 彩月氷香 on 26.2014 石田 千   0 comments   0 trackback
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感想を書くのを忘れて長期間放置していました・・・。
もう思い出せないので、読後のツイッターでのつぶやきを転載。

片づけが一段落して、石田千「役たたず、」を読んだ。あれ?あれれ?だいぶ以前に「しろい虹」を読んだだけではあるのだけれど、自分の中に漠然とあった著者像とズレている。びっくりするくらいに共感できない。いや、最終的に「なるほど」と腑には落ちるのだが。心地よく心に納まる感じではない。

面白いのだし、言葉選びが上手だし。でも何だろう著者の感覚に違和感というのではなくて・・・ちょっと自分の守備範囲から外れていた。そして気づく。私は常に自分の好きなものを選び取っているのだな、と。自覚している以上に偏っているのだな、と。いい加減なつもりで「きちんと」志向なのだな、と。

簡単に言えば「浮世離れしている」のだけれど。その傾向が・・・うーん。うーん。要するに私には到底かなわないということで。かと言って憧れを抱くという感じでもなくて。「あ、いいな。こういう人もいるといいな」と思う瞬間と、「え、ダメじゃん!」と思ってしまう瞬間と。やはり親しみを感じない。

身辺雑記的なエッセイにすべからく共感しなくてもいいのだし、出来る方がおかしいのだし。だけど何か読んでいるうちに勝手に親しみをおぼえるような、目出たい人間なはずなのだ、私は。だけど、どうにもモゾモゾ・イガイガした。この場合、同類嫌悪というのが考えられるけど、そうでもない気がする。

自分では、ぼんやり・ぼけーっと人間なつもりでいたけれど。悪い意味でそうではないことに気づかされたというか。別に頑張らないところで頑張っちゃってる人間なのだなという気がすごくした。それにしても、本は付箋で膨れ上がった。まだらに、やはり共感はしている。馴染めないのはトーンなのか。

あけっぴろげなようでいて、でも。作為を感じる。ところどころ好きだけど、やはり全体的には何か好きになれないところがある。「しろい虹」はとても良いと思ったから。また次は小説を読んでみよう。たぶん、小説のイメージで読んだから違和感があっただけかもしれない。


(2013.12.29)
あの・・・すみません。「しろい虹」もエッセイなんですよね。
エッセイ風小説だとばかり思い込んでおりました。
だとすると、あのやわらかな雰囲気は何処へ行っちゃったの?
「しろい虹」の時より、苦い感じです。まぁ仕方ないかなぁ。
私自身を振り返っても、歳を重ねるってそういうことかもしれない。
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  • 2014年05月26日 (月)

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