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美しい書物   栃折久美子

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みすず書房
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室生犀星の思い出が美しい。
それだけでも値打ちがある。

けれど。それをなしにしたとしても。
書物を愛する人には読んでもらいたいと思う。

以下、読中・読後のつぶやき。

朝。ほんの少し、心が静けさを味わう時間が欲しいと思い。栃折久美子「美しい書物」を読んだ。恥ずかしいことに私は著者が装丁家とも知らずにこの本を手にした。冒頭の一篇にて描かれる室生犀星の思い出。そこにちらほらと姿を見せる森茉莉の姿。記憶を確かめながら丹念に紡がれる場面と言葉が美しい。

栃折久美子「美しい書物」読了。読んでいる間、何かとても贅沢な感じがした。きらびやかなのではない、静謐で底光りのする、清楚な豊かさ。美しいものを希求し愛する人の心模様を眺めることは、乱雑に散らかった気持ちを整えてくれるような、そんな作用があるらしい。

(2014.3.11)
著者が装幀家であることを知りませんでした。
その仕事も是非見てみたいと思いますし、
他にもあるエッセイも読んでみたい。
そして、彼女がモデルになったという犀星の作品も。

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時々、写真や雑記も。

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  • 美しい書物   栃折久美子
  • 2014年06月24日 (火)

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