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時計を巻きにきた少女  アン・タイラー

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Anne Tyler
文藝春秋

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そんなときのエリザベスは、心の焦点も合わなくなった。何も考えられず、頭のなかは空っぽだった。時間が過ぎていくのもほとんど意識しなかった。木彫りをやったり自分の本を読んだりもできるのに、そうしようかと考えたあとに何をするのかも忘れてしまった。

ここのところの描写。
読んだ頃の私と、すごくシンクロしていました。
それはさておき。

ありそうもない家族の物語なのだけれど。
単純に心温まるというのとも違うのだけれど。

最後になって。
ああ家族ってやはりこういうものなのかもと思い。
心の強ばりがふっと溶けたような感じがしました。

(2014.12.14)
アン・タイラー、一時期すごく好きで。
続けて何冊も読んだ記憶があります。
また、読みたくなりました。
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  • 2015年01月18日 (日)

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