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日本語はなぜ美しいのか  黒川伊保子

2015.02.06 未分類   comments 0
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集英社新書
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えーと。色々と難点があると思われます。
著者の展開する理論(とそもそも呼べるかどうか)が、
あまりにも客観性を欠き、事実とは思えない場合が多い。

著者の願望が描かれているというか・・・
だからと言って否定するつもりはなくて。
そう考えてみることもありかな、という感じで。

つまり学問と思わず、つぶやきと思って読む分にはいいです。
日本語について考えてみるきっかけとしては楽しい本。

読む人の性格によっては怒りが湧くだろう内容ですが。
私の場合は「ん?」「んんん?」「あれ?」と
時々(いや頻繁に)ひっかかるくらいの感じでした。

ひっかかる、ということは。
そこのところをを踏み込んで自分で考えてみても良いわけで。

著者の性格がかなり自己中心だなぁと思いますが。
まぁそれは考えたら自分もそうでした・・・

最後の「結び—日本語への祈り」という一文は好きです。
オスカー・ワイルド「幸福の王子」に託して語られるのですが。

生きる力=「今日を生き抜く力」
美学=「明日を活かす力」

・・・と著者は区別されまして。
相反する場合が多いこの二つを上手に均衡させる道が、
幸せにつながっていると述べています。

それはわかるというか。とても面白いと思いました。
そのことと日本語を結びつけるのは、こじつけっぽいですが。

思い込みの激しさゆえに語れることもあるだろうと。
著者の姿勢は支持できないけれども共感できる部分もあって。
読んで損した気分にはならない本でした。

(2014.12.27)
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  • 2015年02月06日 (金)

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