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しゃべれどもしゃべれども  佐藤多佳子

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新潮文庫
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面白い。非常に。
人物が良く描けているし。清々しい。

自信って、一体何だろうな。
自分の能力が評価される、自分の人柄が愛される、自分の立場が誇れる―そういうことだが、それより何より、肝心なのは、自分で自分を「良し」と納得することかもしれない。「良し」の度が過ぎると、ナルシシズムに陥り、「良し」が足りないとコンプレックスにさいなまれる。だが、そんなに適量に配合された人間がいるわけがなく、たいていはうぬぼれたり、いじけたり、ぎくしゃくとみっともなく日々を生きている。

この箇所、すごく、いい。この部分がこの本の要約、とも言える。
落語が題材なんだけど、全く落語に興味なくても心配なし。
読後感のさわやかな本。

(2008.6.11)
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  • しゃべれどもしゃべれども  佐藤多佳子
  • 2010年03月01日 (月)

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