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買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて  山内マリコ

Posted by 彩月氷香 on 07.2016 モノ   0 comments   0 trackback
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文藝春秋
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お伊勢丹より愛をこめて・・・と副題にあります。早い話が、著者の買い物談なわけですけれど。著者いわく「買い物を通して、好きなものへの思い、暮し方、買い方、処分の仕方、近ごろの消費傾向、ほのかなエコ意識、果ては現代社会のあり方なんかにも思いを巡らす、雑駁なエッセイ」だそうです。

ま、ノリが軽くてキャッチーですけれど。買い物好きであることを否定できない私(おそらく大半の女性、否、性別に関わらず現代人があてはまる?)には楽しい本です。そうそう、何かを買うっていうことは自分の美意識を試されているというか、生き方の発露でもあるというか、結構な大ごとだったりするわけですよ。

しかし。お伊勢丹の近くに誰もが住んでいるわけでもなく。私の場合だったら、お阪急で同じような買い物がまぁまぁ可能だったりするでしょうが、基本的に都会人に向けた内容です。収入に見合わない程の高級品を「知っている」ことってもしかしたら不幸なことなのではと思いながら読みました。

いちばん面白かったのは、「ちょっとだけ高い本」という章。「本は紙とインクで出来ているから、そこにかかるコストで本体価格が決まる」という、考えれば当たり前といえば当たり前なことが、著者と同じく私にも衝撃で。「こういう素敵な装丁にしたい!」という夢と、「そんないい紙を使ったら採算がとれない」という現実のせめぎ合いの果てに本は出来ているのだ・・・と。

なんと「インクにお金がかかりすぎて、刷れば刷る程ほど赤字になる不幸な本」も存在するのだそう。その知識を得た著者は以来、以前は高いと思った本を「こいつは定価の10倍の値打ちがある!」といそいそと買うようになったとのこと。

気になる買ってみたいものは、菓子工房ルスルスのクッキー。このクッキーについて味の言及はまったくないのですが、美味しい予感がする。松屋銀座で買えるらしいので、今度弟に頼もう。クッキーは無理して高級なのを買っても許されると信じている、無類のクッキー好きなのです。

あと。ニット大好きなので。電動の毛玉取りクリーナーは必須だと再確認。冬にはまだ間がありますが、今から物色中です(著者はTESCOMのものを愛用)。

そして、実店舗なしのアンティーク家具屋さんが紹介されていて。ラフジュ工房っていうのですけれど、このサイト見飽きませんね。いつか何かを買ってしまいそうで危険・・・。

しかし何より参考にしたいのは、ストレスで物を買わずにはいられない時に、花を買うと決めているという点。雑貨を買いたくなったら、花を買えばいいのだ。花より可愛いものなんて人間には作れない!(はず)ただ私の場合、問題はですね。どんな花も似合うような花瓶というのが見つからず、花瓶を買い続けているという現状だったりするのですよ。最愛の花瓶を一つ手にいれたいと十年以上願い続けています。

欲しいな、買うかもなと思ったのは、馬来草のスリッパ。汗かきなので、このスリッパは良さそう。見た目のジジ臭さには目をつむろう。まぁ・・・実際に買うかどうかは、五分五分。

これは間違いなく買うと言い切れるのはレインファブスの長靴。今は安いエナメルのレインブーツを愛用しているのですが、これが重宝過ぎて傷んできてても手放せずにいるのです。レインブーツは絶対、短めが使いやすいし、一つあれば雨の日のおでかけが安心。ただ、レインファブスを検索していると、もっと安くて似たのが出て来て、私はそっちでもいいかなぁという気がして来ました(笑)

(2016.4.29)
かなりな高級品も紹介されているのに、私のアンテナに引っ掛かるのが安めのものばかりなのが、現状のお財布具合を反映しているようで、淋しいです。

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  • 2016年06月07日 (火)

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