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赤い竪琴  津原泰水

Posted by 彩月氷香 on 12.2016 津原泰水   0 comments   0 trackback
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創元推理文庫
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ああああ。恋愛小説でしたか!
津原さんのイメージではなかった・・・。けれど職人を描いてもいて、そこのところが好きです。

恋愛小説としては。まぁこうなるよね。良いのですけれどね。単純に私が恋愛小説を読みたい気分ではなかっただけです。あと。津原さんらしさ(ある種の繊細さ)は堪能できるものの、異世界的な味付けのないのが淋しい。

再確認できたのは。やはり私、この作家さんは好きなんだなぁと。この人の目線が心地よく感じる。心理描写の繊細さと、それが女性らしさでも男性らしさでもない感じが。なぜか女性を主人公に描くことの多い男性作家を気に入る傾向があるみたい。

北村薫とかもそう。心理描写が繊細だけれど、女性特有のアクがない。そういう意味では女性を描き切れていないとか、美化しているという受け取り方もできるのかもしれないけれど。「女・女・女」っていうのが本当にどうしても苦手なのです。

結局。男性の方が優しいのかもしれない・・・と思ったりします。性別の問題ではないのでしょうけれど。同性の方が視線が厳しいですものね。かと言って優しさを通りすぎて甘い(わかってないな!)っていうのも困るのです。

女性に近い感性を持っている男性、もしくは男性に近い感性を持っている女性、が好きです。これは作家に限らず芸術家、もっと言うならば身近にいる人に対しても当てはまります。

(2016.4.)
性別に固定されていない感性を持っている人が好きなんですね。積極的に中性的、というわけでもなくて。「ザ・女」、「ザ・男」が繰り広げる世界とか感性も、もちろん面白いし、そちらの方が「業の深さ」みたいなものに圧倒されるわけですけれども。自分の生まれて来た「性」にそれほど執着やしがらみのない感覚の方が馴染むのです。
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  • 2016年07月12日 (火)

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