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毒言独語  山本夏彦

Posted by 彩月氷香 on 24.2016 未分類   0 comments   0 trackback
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中公文庫
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昔、著者のエッセイを読んだ。すごく面白かった。ズバズバと物を言っていて痛快だった。で、本書はタイトルもいいなと読み始めたわけだけれど(実は古本屋で100円だったから何となく買った)。

なんか、違う・・・。言いたいことを言ってるというのはわかるのだけれど。考え方が「時代」の枠の中での反抗っていうんでしょうか。本書が書かれた頃とは時代が変わってしまっている今、意見の大半が陳腐に感じる。

時代が変わっても面白かったり共感できるエッセイは沢山ありますから・・・。こんな風に時代に対抗するような書き方は鮮度が落ちると不味くなってしまうのかな。

いや、共感する人もいると思う。時代を超えた全うな意見だと感じる方も。でも、私はそうは思えなくて。

おっしゃる通りだと思える部分が実は大半ではある。それでも「そうだそうだ」と簡単に頷けない。山本氏が切って捨てている物事や人や社会の在り方の中で何とか生き延びていかねばならぬ身としては、痛快どころか洞察力の浅さと感じてしまう。

なぜ、世の中が悪くなっていったかということに対して、女性にばかり責任を押し付けているようにも感じる。後味の悪い読書になりました。

(2016.4.11)
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  • 2016年07月24日 (日)

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