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猟銃・闘牛  井上 靖

2016.08.14 井上 靖   comments 0
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新潮文庫
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初期の作品ですよね。いいですねぇ。私、井上靖はどちらかというと苦手な作家(思えばこの台詞、頻繁に登場しているような気も・・・)なのですが、この短篇集は気持ちよく読めました。

初期の作品にはやはりその作家の「核」となるものがぎゅっと詰まっているのだな。技術的な瑕疵はあるのかもしれないですけれど、私は例外なく、作家の処女作と初期の作品が好きになります。逆に言えば。処女作が好きでなかった作家を後に好きになることは無い・・・ような気がする(断言するのは軽卒すぎるかも)。

それにしても、緻密な文章。繊細だけれど、どこかカリッとしていて。清冽で。でも泥臭さもある。一言でいうと、とてつもなく上手い!時代を感じなくないか?といえば、感じますけれど。そしてそれが歴史というほどでもなく中途半端に昔なもので、馴染みにくい部分もないとは言えませんけれど。

それでも、なんかもう、はぁぁぁ〜っとため息をつきながら読みました。

(2016.5.12)
読まず嫌いな作家で、著名な作品を一つとて読んでいません。題材やタイトルに惹かれないのです。今更ながら、「あすなろ物語」とか「敦煌」とか読んでみようかという気持ちになっています。もしくは初期作品を掘り起こして読もうかな。ただ、この人の文章読むと自分の駄文が恥ずかし過ぎて、もう何も書きたくなくなりますね。(笑)

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  • 2016年08月14日 (日)

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