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名人   川端康成

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新潮文庫
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囲碁、若い頃に興味を持って、少しだけ勉強しました。もうすっかり忘れちゃいましたけれども・・・

大丈夫。囲碁に興味がなくても、囲碁のルールがわからなくても、胸が震える本です。川端康成の端正な文章で、淡々と描かれる棋士の姿が静かに凄まじい。

あまり読んではいないけれど。川端康成の文章は私はやはり、とても好き。独特の静けさがある。文章から静けさを感じ取ることは珍しいことというわけではないのだけれど。川端康成の静けさは何か特別なものです。

静けさは茫々と広がってはおらず、清新な、すぱっと美しい断面を見せているような、どこか鋭いとも言える静けさなのです。けれども痛いような刺さるような静けさというのでもなく、あたりの柔らかな、清涼感がある。

「山の音」が特にその静かさを湛えている作品で大好きなのですが。この作品も題材の故か、私の好きな静けさを味わえます。

(2016.5.23)
不思議と「雪国」や「伊豆の踊り子」など、女性を描いた作品にはあまり惹かれないのですよね・・・。いえ。もしかすると。あまりに幼い頃(小学生)に読んだのでわからなかったのかもしれない。じっくりとまた読み返していきたいです。
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  • 2016年09月09日 (金)

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