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猫とともに去りぬ  ジャンニ・ロダーリ

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光文社古典新訳文庫
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想像していたより、トンでもない短編集でした!
寓話? 童話? 大人向けで辛口なのですけれど。
突拍子もなく、オチもなく、辻褄も合わず。

行き当たりばったりというか、自由奔放というか。
それが大人の世界でのそれではないんです。
もっと子供っぽくて。「思いつき」という感じで。
それだけに残酷でもあるし、純粋でもある。

実を言うと、私。割と根が真面目で頭が固いので。
えっ? そんな適当でいいんですか? ええっ?
・・・と、ストーリー展開の自由さに付いていけず。
おいてきぼりを食らって迷子になりかけました。

でも、何作か読んでいるうちに。
細かいことは気にせずに話にのっていけるようになり。
そうするとですね。心と頭のコリが取れる感じで。
ええ、とても気持ちが良いです。

毒があるといえば、思いっきりありますけれど。
なんか、お話が可愛かったりして。
うーん。何だろうな。感想が難しいんですが・・・

私、「社長と会計係」って作品が好きです。
あ。「マンブレッティ社長ご自慢の庭」も良い!
どちらもマンブレッティ社長が登場するんですけれど。
とてつもなく、マヌケで横暴で、哀れなんです。

で、ですね。
今、この人そっくりな上司の元で働いていたりするのですよ。

いやー。ほんと、いるのか?こんな人?っていう・・・
全面的にヒド過ぎて、もはや漫画の世界。
真面目に受け止めずに面白がらないと、働けません。

そうそう。
受け止め難い現実は改善するもよし、逃げるもよしですが。
どちらもなかなか実行し難い場合が多いので。
ユーモアに無理矢理転換するという技が有効ですね。

まぁそれも。簡単かっていうと。
センスがないと出来ない芸当なわけですけれど。

(2016.6.26)
現実に疲れ果てている人におすすめです!(笑)
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  • 猫とともに去りぬ  ジャンニ・ロダーリ
  • 2016年10月17日 (月)

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