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スキン・コレクター  ジェフリー・ディーヴァー

Posted by 彩月氷香 on 02.2016 ジェフリー・ディーヴァー   0 comments   0 trackback
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文藝春秋
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マンネリも才能だ!

シリーズ物って。
どれも結局、第一作が面白いんですよね。

あとは時々、佳作か優秀作があり。
時に駄作、残念作が混じり。

それでも、その世界観を愛するファンに支持され・・・

まぁ。マンネリって言われちゃうのも仕方ない。
期待されてる型から外れるわけにもいかないし。

頑張って作風を変えてみようもんなら、
それはそれで「らしくない!」って叩かれるんです。

シリーズを通して、毎作「さすが!」と唸らせるなんて。
所詮無理だし・・・いいのよ、別に。

好きな人は読み続けるし。
がっかりしたなら、読むのやめればいいだけの話。

でも。初作が良いとねぇ。あと中盤にも良作があるとねぇ。
もしかしたら次は! 今度こそは!・・・と期待して。
しつこくしつこく読み続けてしまうのです。

本作も。
「さすがジェフリー・ディーヴァー」と言う人と、
「なんだよ、これ、がっかり」と言う人と。

うーん。私はどっちかな?
敢えて言うなら、どっちでもないなぁ。

ええ。マンネリですよ。
だってさ・・・だってさ・・・仕方ないじゃん。
殺人犯の性格も、殺人スタイルも、工夫してるけど、
そりゃ、そこそこパターン化して来ますよ。

ヒネリ過ぎれば、あざといと言われ。
ストレートで勝負すれば、単純だと言われ。
程々にしとけば、平凡って言われるんだよ。

犯人、今回、私、わかっちゃいました。
それでも、面白かったです。

マンネリの何が悪いんだ!
したくてもマンネリできない作家も多いんだぞ!
作風が確立してるからこそ、マンネリ出来るんです。

とか言いつつ、「何かが惜しいぜ・・・」感は確かにある。

作者が試行錯誤してるなぁってひしひしと感じます。
サービス精神が旺盛な人なんだなぁ、きっと。
エンターテイメントに徹してて、その姿勢が好きです。

「ディーヴァーらしさ」っていうのが「どんでん返し」ですから。
マンネリしない「どんでん返し」って厳しいよね・・・

私としては「どんでん返し」なしでも、
もしくは「どんでん返し」をしくじってても、
それ以外の部分に漂う「ディーヴァーらしさ」を楽しんでいます。

(2016.7.24)
とにかく、登場人物に愛着あるから私はまだ読むのだ。
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  • 2016年11月02日 (水)

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