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つぶやき集 番外編 13

Posted by 彩月氷香 on 05.2016 つぶやき集   0 comments   0 trackback
純粋な?娯楽をふと求め。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観に映画館へ。懐かしくもあるけれど、古びてはいない。シンプルだ。楽しさに満ちている。娯楽さえもややこしくなっているように思える現代の娯楽作とは違う。ああ、これがいい。これでいい、と幸せな気持ちになった。

「コーヒーの人」を読み始める。珈琲の話だと思っていたけれど。副題にある通り「仕事と人生」の話だった。仕事にも人生にも行き詰まっている私には、ガツンと頭を殴られるような内容で。でもすごく痛いのだけれど、嫌な痛みではない。目が覚めるというか。いや目を覚まさなきゃとハッとするというか。

美味しい珈琲を提供する、という同じことを目指していても。そこへ至るまでの道のりも、美味しさをどう作りだすかという試行錯誤も、その表現方法というか店作りや経営のこだわりも、ほんとうに。皆それぞれなのだった。皆、熱い想いを抱いているのは同じで。それが商業的ではないところがとても素敵。

儲けるのが正義だといわんばかりの(っていうか実際そう名言する人が多い)自己啓発本なんかをうっかり続けて読んでいたものだから。お金を稼ぐ方法は知っているし出来るけれど、それはつまらないし、自分のやり方じゃない、やりたいことじゃない、と言い切れる人の声が妙に嬉しかった。

嫌なことを我慢してやることも。大人なんだから仕方ないじゃない、当然のことじゃない、と自分に言い聞かせていたこの頃の私。でも。その嫌なことに費やしている時間を自分の好きなことに打ち込む時間に変えることも、出来るはずなんじゃないのか、とふと思う。無理だ、と諦めることも簡単だけれど。

川端康成の「名人」の感想を書いているうちに、ふと。ああ彼の文章の静けさが好きだなと思う。彼の文章を思い出すだけで、心が穏やかになってくる。

ネヴィル・パイパー「渚にて」読了。読み終えてからも、思い出しては涙が浮かぶ。著者が人類をこれほど信頼していることが尊い。世界の終わりを醜い姿でしか思い浮かべられない私には、尊厳と信念を守ったまま静かな終焉を迎える人々の姿が衝撃だった。哀しくて、嬉しかった。
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  • 2016年10月05日 (水)

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