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聖エセルドレダ女学院の殺人  ジュリー・ベリー

4488268048
創元推理文庫
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女性が学べなかった時代の学園生活。

ぶっちゃけ、トンデモミステリーなのです。
設定というかですね、物語進行がぶっ飛んでます。
おいおいおい、嘘だろー、あり得ねー!!!

なのですけれど、
「ま、アリかもしれない」
「アリだということにしてあげよう」
・・・という気持ちになれる本です。

舞台となる「聖エセルドレダ女学院」というのは。
言って見れば、「花嫁学校」なわけですよ。

お行儀良く、淑女らしくなさい。
家庭生活に役立つことを学びなさい。
科学なんて、勉強しなくて良いんです!

そんな学校に「押し込まれた」少女たち。

個性豊か、まぁ・・・ある種の紋切り型というか。
定型のタイプが揃ってはいるのですけれども。
生き生きと描かれていて、可愛らしいです。

今では存在しないかもしれませんが。
「厳格な」女子校とかだと似てますね。
私も女子校出身ですが、通じる雰囲気があります。

最後、笑えるくらいの大団円を迎えます。
いや、良いと思う。近頃、なかったもんなぁ。
こんなに丸くまとまって終わるミステリーって。

(あ。そもそもミステリーを近頃読んでないか)

ミステリとしても、ダメダメなわけではありません。
何より村社会的な人間模様が面白いですし。
犯人は誰だ? 動機は何だ? と頭を悩まされます。
ちゃんと、怪しいヒトも沢山出て来ますし。

(2017.9.10)
大きな期待をせずに読めば、かなり満足できるミステリーかと。
少女たちがよく描けているところが何より高ポイント。
微笑ましいけど、なかなか辛口女子というところが良いです。

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  • 聖エセルドレダ女学院の殺人  ジュリー・ベリー
  • 2018年02月11日 (日)

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