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『はるひのの、はる』加納朋子

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幻冬舎文庫
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過去を修正した、その結果。

あ、しまった。シリーズ三部作の最後を先に読んでしまった。
1 ささらさや
2 てるてるあした

こんど、読んでみます。この本単体でも十分読めましたけれど。

まぁ・・・なんだろう。
哀しいし、優しいし、辛いし、ほっとする。

単純に。
過去は変えないのがいいと思うけど。
変えられるなら変えたい場合はあるでしょう。

変えてしまったら何が起こるのか。
いいことも、悪いこともある。
それは変えなくてもそうだったとも言える。

やさしさはいつも。
ほんのり哀しいということ。
温かいけれど、ちょっと痛いということ。

そして。
案外、わがままなものだということ。

主人公の母親が素敵なんです。その描写。

いつだって母は日々を味わうように、そして楽しくてならないというように、嬉しげに生きていた。


あと。
これはそうかもしれないな、と感じたところ。

「人はね、ほんの時々、落とし穴みたいにして悪いことをしてしまうことがあるの。色々な辛い出来事が重なって、それが限界を超えているようなときに、ふっと悪い道にさまよい込んでしまったりするの。魔が差すなんて言い方もするけれど・・・時と、場所と、人との全部が出会い頭にぶつかるようにして、一番悪いタイミングで揃ってしまうことがあって・・・それでも、悪いことをする人が絶対に悪いんだけれども、でもその人は、そのとき色んな条件が揃いさえしなければ、一生、そんなことをせずに済んでいたかもしれないの・・・わかる?」


(2018.3.19)
ふんわりと哀しくて。
なにか、やっぱり私にはとても哀しくて。
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時々、写真や雑記も。

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  • 『はるひのの、はる』加納朋子
  • 2018年09月13日 (木)

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