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『テーラー伊三郎』  川瀬七緒

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ドラマ化したら、いいかも。

面白くなくはなく・・・
とりあえず。
キャラの濃い人ばっかり出てくる。

で。段々、胸焼けが。
なーんかな。戯画的であり過ぎる。
マンガだわ。あ。漫画をバカにしちゃいかん。
不適切な発言、例えだ。ごめんなさい。大失言。

最初、面白くて。
それが、どうも終盤に失速する。
あ。私にとっては、ですけれど。

せっかくなのに。
あ、なんだろう。そう感じた。

素材は良かったのに。
味付けがあまり好みじゃないのよ。

そんなに変人ばかり集めなくてもって思う。
変な人って大好きなんだけど。
多過ぎると、現実味がなさ過ぎるの。

ガチャガチャ感が、持ち味なのかな?
そういうのも決してキライではないんだけど。
ああ、しっくりこなくて。

もったいない。
こんなに、表紙が可愛いのに。あ、違う。
伊三郎さんのキャラも、頑固さも良かったのに。
アクア君も健気で可愛いのに。

話が甘い、甘過ぎるぞ。
リアリティ重視派ではないけど。
妙に話がぺらぺらな薄さに感じられて残念。

ストーリーが、作家の都合で動いてる印象。
随所で、「ないないない」と否定してしまう。

無さそうなことを「あり得る」と感じさせる力が不足。
ちょっとストーリーの細部が雑な感じがする。

いや〜。好きなところ、結構あるんだけどな。
鏤められた蘊蓄が楽しいし。

このノリは上手く調理すれば。
ドラマなんかだといい頃合いになるかも。

あ。伊三郎のこだわりには共感するところ多々あり。
以下、(勝手に)伊三郎語録。

人の顔色を見るな。人とくらべるな。意見を飲み込むな。自分の人生は自分以外のだれにもゆだねるな。

体の中心線で一ヶ所でも地の目が通っていないと、着る人間のほうが影響されるんだ。どこか着づらいとか引っぱられるとか動きにくいって感覚は体が警告を出してんのさ。仕立ての悪い服は静かに骨と筋肉を歪めて神経にも障っていく。

いいか。物には適性価格がある。馬鹿が安売りすれば、それ以上の馬鹿がさらに安い値をつけてくる。そうすれば価格も市場も産地も崩壊して、業界全体の首を絞めるだけだ。安さに慣らされた者は、価値感覚が狂ったまま戻らない。


(2018.4.5)
物語全体が。楽しくて可愛いんですよ。
断然、大好きになりたいような雰囲気でした。
でも。物足りないというか。無駄に騒がしいというか。
どうもな・・・なんだかな・・・
初めましての作家さんだったけど、他に読む気は起きないな。


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  • 『テーラー伊三郎』  川瀬七緒
  • 2018年09月25日 (火)

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