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『瞑想のすすめ』  相川圭子

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心を空っぽにすれば、人生はうまくいく?

著者は史上初の女性のシッダーマスター。
ヒマラヤ秘教において修行をし、
神我一如となった人。

えー。つまり「悟った」っていいますか。
言わば「生きた神」のレベルになられたというか。

うーん。胡散臭い。

ヨガから始まり、あれこれのスピリチュアルを経て。
ヒマラヤの大聖者に教えを受けるに至ったそうですが。

テレビの「マツコの知らない世界」で拝見して。
どんなこと書いてるのかなと興味を持ったんです。

読んでみると。まぁ、案外と普通の道徳的な内容。
「心を浄める」ということが大事なわけですね。

人間の中には本人が気付いていない「本当の自分」がある。
荒っぽく言うと、自分の中に「神」がある。
もしくは、神につながっている部分がある。

これって。
ありとあらゆるスピリチュアル系に通じる考え方。
神とも言うし、宇宙とも言いますね。

その感覚は。私にもあるんです。
霊的なものっていうわけではなくて。
上手く言えませんが。
自らを超越しつつ、同時に自分でもあるという、
至高の存在、というかエネルギーを感じるということ。

それを「神」と表現してきたんでしょう、人間は。
私もとりあえずは「神さま」と呼んでいました。
その感覚はもう消えてしまっていますけれど。

説明の仕方が違うだけで。
人間が本来持っているはずの「感覚」というか「魂」を
いかに呼び覚まし、成長させ、磨くか、って話ですよね。

引き寄せの法則というのも、確かにあると思う。
ただそれはかなり「我欲」の方に寄せていますよね。
願いをかなえるために「波動」を利用しているというか、
整えているというか・・・、要は即物的なんです。

自分の幸せのために、目覚めるのではない。
世界を救い、世界を美しくし、次元を上昇する。
うん。ますます怪しくなってきましたね(笑)

神になる、というよりも。
神のメッセンジャーになるというんでしょうか。
極論すれば、誰でもブッダかキリストになれる、と。
この方自身が自分はそのレベルにあるという自覚なんですかね。

「自分の人生に起こることはすべて自分が作り出している」

この気付きから始まるというのも、引き寄せと同じ。
だから、良い事ばかり考えましょうというのではなくて。
自分の思いや行為を美しく正しくしていきましょう、という教え。

カルマと輪廻転生が繰り返し語られるところからして。
えっと・・・正直、微妙に説教臭いですね。
「慈愛の心を持って徳を積む」とかね。

あ。そうだ。
ありとあらゆるスピリチュアル、および精神医学的なものが
必ずといっていいほど唱える「いまを生きる」もキーワード。

全体としては、まぁまぁ納得します。
でも・・・同じことを言われても
「波長の合う合わない」はありますね。

瞑想のやり方を知りたくてこの本を読みましたが。
自己流の瞑想は危険だからやらないように、って。
ご親切にCDがついているのですが。

著者の誘導の言葉が私には少し気味悪くて。
相性が良くないんだろうな・・・
いい悪いでなく、合う合わないでしょうね。

スピリチュアル系の本には正直「胡散臭さ」が付き纏う。
信じる信じないだったら、信じないことの方が多いかも。

それでも、こうして様々なものを読み続けているのは。
理屈ではなく「わかる」「共感できる」面もあるから。

自分が「心」に振り回されて生きている自覚はあって。
心よりも高次元の、感覚というかエネルギーというか。
魂、と言ってしまっていいけど、ちょっと違うような。
自分の内と外とに区別のない広い広い感覚を持ちたくて。

それは幼い頃の私には具わっていたものなんです。
だんだん、だんだん失われていきました。
大人になれば無くなるものというより。
心の使い方のクセによって消滅した気がします。

自己流の瞑想や自己暗示や、
その他、心のトレーニング的なもので、
一時的に復活することはありますけれど。

超人にも、神様にも、聖人にもなりたいわけではない。
ただ、そのかつては「知っていた」感覚と共にあるのは。
とても幸せで、本来的な自分、という気がするのです。
自己の本来あるべき姿、完全な調和、というか。

それを取り戻したい、という思いはあるだろうな。
なくても、なんとか生きてはいけるけれどね。

ずっとそれを保ち続けられる人は。
悟った人や、超越した人なんだろうとも感じる。
「アセンション」っていうコトバもありますね。

語れば語るほど、私自身、怪しくてアブナイ人みたいですが。
心でも頭でもない、勘というのとも違う・・・
敢えて言うなら「魂」「神」「宇宙」と言ったものは、
自分の中にあるとも言えるし、そもそも内も外もないと言えるし。
誰でも、断片的には持っているんじゃないかと思うんです。

信望するっていうのは性に合わないから。
あれもこれもと節操なく読み。
だからといって、美味しいとこ取りのつまみ喰いのつもりもなく。
ヒントが欲しい、って感じかな。

この本の内容も別に悪くはないんですが。
毛色が好みでなかったです。
同じ物を見て、同じことを語るとして。
蝶々にたとえるか、毛虫に例えるかの違い、的な。

あ。よくない例えだったな。
鳥か、魚か、くらいかな。
どっちが好きかっていうね。
両方きらいってのもあるか。

(2018.5.20)
合う人には、よい内容だと思います。
瞑想も何度かCDを聞きながらやってみました。
でも、私はCDなしの自己流の方がいいみたい。


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  • 2018年11月03日 (土)

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