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特殊防諜班 連続誘拐   今野 敏

2010.07.27 今野 敏   comments 2
4062762218
講談社文庫
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しまった。読み始めてしばらくして思う。
これは・・・いわゆるトンデモ本。

新興宗教、霊能力のある美少女、「失われた十士族」、
総理直属の秘密部署・・・。
ユダヤの末裔が日本人の祖先にいる、とか・・・。
強大な力を持つ秘密組織とか・・・。
・・・・。
・・・・。

この手の本はゴマンとありまして。
別にキライでもないので、なんやかや、目にしている。
スケールやキャラが違うだけで、同工異曲なのだ。

そのなかで、決して出来が悪いものではない。
けど、けど、もう、いいわ。敢えてこれを読むこたぁない。

今野敏氏の持ち味は、すっきりとしたキレ味だと思うのですが、
こういう話は、胡散臭いほど、ネチネチ書かないと雰囲気が出ないよ。

まぁ、だれがどう上手く書こうと、この手のストーリーは、
もう、ご勘弁願いたいというのが正直なところ。

でもタイトル見たら、そういう話だと思わなかったんだもん。
読む前のリサーチも、やっぱり必要だわね。

本書に関係なく、過去読んだトンデモ本の追憶に耽ってしまった。
伝奇小説とかスーパー伝奇小説とか、SFなんだかファンタジーなんだか、
良くわからないようなの、色々あったよなぁ。

オオカミに変身する、
チタン糸を武器に戦う、
吸血鬼ものの様々なヴァリエーション、
役 小角など呪術者が活躍する歴史ファンタジー、
クトゥルー神話を下敷きにしたホラー風味の終末世界もの、
自分の体の中に妖獣を飼う話、
ヒトラーは生きていた、的ストーリー、
隠された秘宝の争奪戦、
銀河戦争もの。
えーと。えーと。

ま、この、いい加減な説明で何冊かは書名に思い当たる、
勘の良い方もいらっしゃるでしょう。
シリーズものの大半は、10冊くらい読んだとこで、
続きを読むのをいつの間にか忘れた(放棄した)、
っていうのばかりだな・・・。

幾つか懐かしいなぁと思うけど、読み返そうとは思わないかも。

(2010.7.10)

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お読みになったのですね。しかも類書(?)もいろいろ読んでいらっしゃる。
私もこれ読みました。青森のイエスと弟の墓に行く前か後ぐらいだったので、結構楽しく読みました。
とはいえ物足りなく感じたのも確か。「胡散臭いほど、ネチネチ書かないと雰囲気が出ない」というのは、なるほど!
またユダヤ人描写がちょっと違うという気もしました。
2010.07.27 21:00 | URL | キヨハラ #/.OuxNPQ [edit]
ユダヤ人描写がちょっと違う、という指摘は鋭いですね。
ああ、それで、違和感があったのだな、と思います。
西洋人の描くユダヤ人像に慣れているから余計なのかもしれません。
充分、普通に面白くはあったんですけど。ちょっと薄味でした。
いや、ほんとーに、この手の話、わんさかあるんですよ。
それを読みつくしてる私もどうかな、と思いますが・・・。
たまたま、図書館にあった今野敏氏の文庫本が、この本だけだったんです。
キライな系統ではないんですけど。
「卒業」っていう感じのジャンルなんですね・・・、私のなかでは。



2010.07.28 00:38 | URL | 彩月氷香 #- [edit]


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  • 2010年07月27日 (火)

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