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『嫌なこと全部やめたらすごかった』小田桐あさぎ


好きなことしかしないで生きる!

え。無理でしょ。
嫌なことでも「やらなきゃならない」でしょ。

だって。
「嫌なことをやめる」=「苦手なことに他人に丸投げ」ですよ。

でも。
著者はそれをやれ、と言う。
そうすれば幸せになれる、凡人を卒業できる、と。

とりあえず、嫌なら会社やめなよ、家事やめなよ、と。
それが無理なら有給とるか、食器洗いだけでも夫に頼む。

あ。過激な提言の後に現実的フォローも入るんですね。

えーと。ご本人は。
家事も子育ても外注して。やりたい範囲でしかしない。
仕事も本当にしたいことだけ月に8日程度。
それで、人並み以上に稼いで幸せです、と。

彼女をマネたら全員がそうなるわけでもないだろうし。
それが幸せだとそもそも私だったら感じないけれど。

以下の考え方が著者の根本にあって。
彼女にとっての幸せを追求した結果だということには共感します。

「自分だけの幸せな人生」に必要なのは、自分に足りないところを補う努力でも、人に合わせての改善でもない。
自分を認めて受け入れてくれる他者の存在でも、お金でもない。
「自分を知り、自分だけの魅力で、人生を幸せに生きる勇気」
ただ、これだけ。

自分の生き方が世間から叩かれるとわかっている。
でも。意外なほど支持された。
同じように生きたい女性もいるだろう、応援したいと。
彼女はそう言う。

彼女の男性観とかは、好きじゃないですけどね。
まぁある意味、当たってるところもあると思う。
ていうか、彼女に都合の良い男性を引き寄せたんだね。
そういう男性もちゃんと世の中存在するってこと。

あ。どんな男性かは本書を読んでください。
(もしも、興味があるようでしたら)

だから。自分の生きたいように。やりたいように。
ひたすら「自分流」を貫いて生きるのが正解なのかもしれない。

「こうあるべき」
「これはやるべき」
「これが正常」

ま。そんなこと気にしても。
それで誰かが褒めてくれるわけでもなく。
褒められたところで人生の足しににもならない。

他人の価値観に沿って生きていては。
自分の中に降り積もるのは不満ばかり。

たとえ会社に勤めていても。
やりたくないことをやめられると彼女は言い。

確かにね。
実例として思い当たる。

100人中、99人がせっせと言われた通りやる。
たった1人、それを守らない人間がいる。
でも。不思議とそれが通用する。

そして。皮肉なことに。
人並みのことはいくつも放棄しているその人が。
一番愛されて、実績もあげ、出世する。

そう。嫌いな仕事は全て捨て。
好きなことだけに集中できるタイプは得するの。

わかっていても。
普通の人はできない。「普通」であろうとするから。
自分の気持ちを通すためにルールに逆らう勇気はない。

私も辞めたいと言いながら。仕事を辞めれてない。
でも。以前よりかなりマシな部署には移れました。

私が彼女式に自分の好きな仕事だけする、としたら。
きっと。接客以外はしません。
それは確実に無理なのですけれど。

それでも。
気が狂うほどの付帯業務の山に押し潰されて以来。
なるべく上手に避けるようになりました。

でも。そのうち。
避けきれずに押し寄せてくるのはわかってる。

人手不足の現代。
嫌いなことを避けるとか、ほぼ不可能ですよ。

得意分野をアピールしても。
その分野での実績を示しても。

結果が大事ですらなくて。
業務がなんとか回るってことが大事なんですよ。

そういう場所に勤めてるのがそもそも間違いってこと。
あと。ま。立場の問題もあるし。

ただ。それでも。
著者のおかげで。少し、気持ちが強くなった。

仕事に限らず。
嫌なことはなるべく手放していこう、って。
そしてその分空いたスペースを好きなことで埋めよう、って。

嫌なことを当然の勤め、と思い過ぎなのかもしれないよ。
そんなに真面目に「これは最低限やるべき」と思い詰めなくても。
やらないならやらないで、道はある。

好きなことをやる時間をなるべく多く持つ。
結局、幸せってそういうものかもしれない。

我慢するのを美徳とするなっていうのは賛成。

我慢と努力は違うっていうのは本当にそう。
努力はね、楽しみながら自分を成長させることなんだ、って。
そうだったね。忘れかけていた気がする。

たぶん。そうは言っても。そうは行かないんだよ、と。
多くの人が言い。私自身もこれからもそう言うだろうけれど。

彼女の以下の言葉で締めくくりましょう。

しなきゃいけないことなんてこの世にはないんですよね。呼吸とか睡眠くらいじゃないでしょうか。本当にしなきゃならないことって。人生は短いんだから嫌なことをしてる時間なんてありません。


(2018.12.14)
「いつか」なんてないんです。
明日できないことが1年後できるなんて幻想です。
こう、著者は断言していて。
あ・・・耳が痛い。
私の「いつか」の山はかなりの標高に育っているので。
2019年は、その山を崩す一年にしたいです。

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  • 2019年05月20日 (月)

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