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つぶやき集 2018年3月 3

古本とお話しできたら面白いだろうな、とふと思う。前の持ち主とか、前の前の持ち主とかについての思い出話を聞かせてもらうの。小さなのから大きいのまで、様々な人生ドラマがあったりするんじゃなかろうか。古本にも、持ち主の好き嫌いがあって、三代前の持ち主との暮らしを今も懐かしんでたりとか。

一度も読んでくれないままだったけど、その持ち主の部屋の香りが好きだった、とか。隣に並んでた本と仲良くなって楽しく暮らしてた、とか。殺人事件があった家に住んでいたってことも、もしかしたらあるかもしれない。恋人から贈られた本で大切にされてたけど、別れた後に売り払われた、とか。

私が売った本が次の持ち主に「前の持ち主はどんな人だった?」って訊かれたらなんて答えるんだろうな。考えると面白いのと怖いの半々だな。

元の持ち主が同じで。同じ古本屋に売られて近くの棚に並んでいた仲良しの本が、それぞれ別の人に買われる。もう二度と会えることはないだろうと別れを告げて。何十年か後に思いがけず、どこかの本棚で出会う、ってこともあるかもしれない。うん。北と南に別れたのに古本市のワゴンで出会ったりとか。

本の世界にも美女とかイケメンとかいるだろうな。性格が温厚な本も攻撃的な本も、社交的な本も内気な本も。優しい本も意地悪な本も。同じ作品でも初版と改訂版では性格が違ったり。あと、文庫と単行本でも。お洒落さんでカバーの汚れを気に病む本もいれば、汚れを勲章と誇る本もいて。

4月に観る映画はないかと物色中、「モーリス 4K」上映を知る(まだ先だけど)。アイヴォリー監督の作品にハマってた頃に観たなぁ。自信はないけれど、確か映画館で。ヒュー・グラントは皆が言うほど美形とは思わなかったのだけれど。パッとひらめくような笑顔には惹き付けられた。

映画を観たときの感想も日記のどこかに書いてあるはずだけど。掘り返す根気も勇気も無いなぁ。でも、とにかく。アイヴォリー監督の世界観は変らず好きだ。要は見事に英国的な美しさが隅々まで行き渡っているということなのだけれど。E・M・フォースターも大好きでよく読んだっけ。
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Author:彩月氷香

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