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はじめてのクラシック  黒田恭一   

2010.08.19 音楽   comments 0
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講談社現代新書
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文学にしろ、音楽にしろ、むろん絵画にしても同じであろうが、ともかくその世界にどのようなものがあるかがわからなくては、はなしにはらない。ろくろく旅もしないうちに、わたしの好きなのはモーツァルトの音楽です。だからモーツァルト以外の作曲家の作品はききません、などと結論をだしてしまえば、旅はそれで終わりである。もしかすると、ほかにもっともっと素敵な音楽があるかもしれないのに、旅をつづけず、わらじをぬいでしまえば、みられるはずの景観もみられないままである。それが、もったいない、とは思いませんか?

クラシックは難しくない、聴くのにコツはあるけれど・・・
というコトを実に優しく楽しく書いている。
クラシックだけでなく、ライフスタイルについても参考になるような本。

やみくもな努力はいらない、ほんのちょっとしたきっかけや興味、
コツを大事にすれば、美しいものに出会えるんですよ、と教えてくれる。

そんなことくらい知ってる、と言いたくもなるが、
そういうちょっとしたことって見失いやすいものなので、
この本を読んで励まされた感じである。

(1994.10.5)
クラシック初心者の頃に読んだ本。
その後、作曲家の偏食をせずにたくさんのクラシックを聴きました。
ワケあってクラシックを全く聴けなくなって10年が過ぎ、
今また初心者に戻って、聴き始めています。

「まだまだもっと素敵な本がある」と、私は黒田さんが音楽を聴くのと
同じ気持ちで、読書を続けてきたのだなぁと思います。
しかし、世界は広すぎる・・・。旅もいいけど、たまにはお家へ帰りたい。
でも自分の家がどこか、わからない・・・と、心細さを感じたりする。

過去を振り返るのは、自分の立ち位置を知ってから「世界」と対峙したい、
と(大袈裟だけど)、そんな気持ちもあるのかなと考えたりしています。




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時々、写真や雑記も。

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  • 2010年08月19日 (木)

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