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シャルビューク夫人肖像  ジェフリー・フォード

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ランダムハウス講談社文庫
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美しく詩のような、幻想的な物語。
読み始めてすぐ、その世界に惹き込まれてしまう。

謎の婦人と画家、という設定。
この類の物語にありがちな、独特の世界観にのめりこみ過ぎた危うさがなく、
歯切れのよさを感じる理知的な語り口・・・抑制が利いている。
絶妙な匙加減で、心地よいほろ酔い加減で読めました。

(2006.10.5)
この本の表紙の絵を見て、ピンと来た方?
あなたは、かなりの西洋絵画通ですね!?
これは有名な絵の一部を使用しているんです。 


元の絵は、こちら↓
b0031055_14214100.jpgジョン・シンガー・サージェント「マダムX」

実在の夫人を描いたものだが、人妻を描いたものとしては官能的過ぎて下品と非難され、サージェントはその騒ぎから逃れるために、パリを離れてロンドンに転居したと言われている。

そうかしら? 昔の道徳観って、厳しかったのね。

サージェントはイタリア生まれのアメリカ人。
(1856~1925)
ローマやパリで絵画を学び、パリのサロンや、
ロンドンのアカデミーに出品していた。
上流社交界の人々を描いた優雅な肖像画で知られるが、
晩年は肖像画の注文を断り、水彩の風景画を描いていたという。



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時々、写真や雑記も。

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  • シャルビューク夫人肖像  ジェフリー・フォード
  • 2010年08月28日 (土)

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