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『コドモのどうぐばこ』  萩原 修

2011.03.29 モノ   comments 2
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出会いの一冊。
装丁がシンプルかつ愛らしく、手に取った。
佇まいが美しく感じられたので。

コドモの為のモノ選びというテーマは私には無縁なため、
退屈ではないかと危惧していたが、深くて懐かしくて、
しかも、とても身近なテーマだとわかった。

幼い頃からの物との付き合い方で、
人の価値観や美意識も随分と変わってくるだろうな。

著者の娘さんが羨ましい。オーダーメイドの机やお弁当箱なんて素敵。
こんなに真剣に物を選んでくれるお父さんっていいな。

長く大切に出来て、使いやすくて、
しかもデザインのいいシンプルなモノを幼い頃から使うのは、
その後の生き方の糧となるだろう。

なにしろ著者はデザインの仕事をしている人だから。
ウチは普通の親だから。普通のものを買い与えられていた。
それでも一生懸命選んでくれたのだ。
なのに、ひとつも残っていないのだから淋しい。

大人になっても使い続けられるようにと願って選んでいる著者。
きっと娘さんたちは長く使い続けるだろうと思う。
そう考えると、やはりいいものをえらんであげなきゃね。

優しい気持ちになれる本。

(2009.5.2)
この本を読んで、ある友人のことを思い出しました。
ご両親が彼女のためにしっかりと選んだものを大切にして、
その美意識も引き継いで、物を見る目を育んでいて。
「贅沢ではない、良いもの」
彼女に会うといつも、そういう印象を受けました。
悔しくて認められなかったけど、たぶん、ずっと憧れでした。


関連記事

いいですよね。
素材、デザイン、使い勝手、使い心地、使うときの幸せな気持ち、
様々なことを吟味して良い物を選び、長く大切に使う。
豊かな生活ですね。
本当に憧れです。

家具ばかりか、お碗、コップ、お弁当箱、匙に至るまで
「子供が使う物はこの程度の物」とおろそかにすることなく、
一つ一つの道具に心を配り、きちんと良い物を選んで使わせる。

子供の時から、そんな風に選ばれた良い物を使っていたら、
人生は全く違うものになるように思います。

彩月さんのブログを読んでいると、きっと彩月さんも子供の頃から
良い物を使ってらしたんだろうなぁという印象を受けますよ~。
なので、少し意外でした。

うちは・・・
せめて子供には良い物を選んでやりたいなぁ。
とは思うものの・・・
今まさに使っている離乳食用のスプーンはプラスチックです。
でもでも、1万円もする漆塗りの匙なんて
とてもじゃないけど買えないなぁ。

なんてジレンマもありますが、
これから長い人生を生きていく子供にも
これからそこそこ生きる私にも
きちんと良い物を選んで長く大切に使っていきたい!

「コドモのどうぐばこ」とはありますが。
「オトナのどうぐばこ」でもありました。

良い物を選ぶということを肩肘張らずに教えてくれる素敵な本でした。
ご紹介ありがとうございました。
2011.04.27 22:26 | URL | 一鑑 #JyN/eAqk [edit]
ほんとに、素敵です。うっとりしますね。
なかなか、真似は出来ない現実ではありますが。

子供の頃から 良い物を使ってた印象、ありますか?
嬉しいなぁ~。全般的にというわけではないけれど、
両親も、こだわってくれていた物もあると思います。

そういえば、服は良いものを着せてもらってました。
おかげで貧乏になっても、「きちんとしたお洋服」が好き。
う~ん。いいのか、悪いのか(笑)
でも服を見分ける眼力は安物を買う時にも生きてます。

あ、上手い! 良い言い回しですね。「オトナのどうぐばこ」

物選びに心をこめることで、幸せも財産(心の)も増えますよね。
この本、私大好きなんですよ。読んで下さってありがとう。
2011.04.28 12:58 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]


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読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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  • 『コドモのどうぐばこ』  萩原 修
  • 2011年03月29日 (火)

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