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クリスマスのまえのばん  クレメント・クラーク・ムーア ターシャ・チューダー

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偕成社
Amazon

タイトルのまんまの内容なのです。
クリスマス・イヴの真夜中の光景を描いた詩。

作者は神学大学で学び、教えていた大学の先生。
聖書、ギリシア語、ヘブライ語などなどが専攻。
19世紀のアメリカ人です。

サンタクロースが聖ニコラスから来ている、というのは、
ご存知の方も多いかと思いますが。

今あるサンタクロースのイメージにたどり着くまでは、
実は長い長い紆余曲折があります。
現代のサンタ像を確立させる上で重大な役割を果たしたのが本書。

この口ずさみやすい詩によって、白ひげのおじいさんが
トナカイが引くそりにのってプレゼントを運んでくる、
というサンタ像が広く広まったのです。

それに関しては、明日紹介する「サンタクロースの大旅行」にて、
もう少し、詳しく触れたいと思っています。
もともと北方系の小人の神話なども混じっているのですよね。

何はともあれ。
軽快な詩のリズムに乗って、ターシャ・テューダーの挿絵を
満喫できる、クリスマス・イヴにぴったりな絵本です。

クリスマス・イヴのわくわくした気持ちに、ふんわりと包まれるようで、
心が自然と弾み、思わず顔がほころびます。

200年前の大学教授が書いたこの詩は、ユーモアを感じさせつつも、
格調高く、時代が変わっても古びない普遍的な名作と言えるでしょう。
ターシャのクラシックなスタイルの画風もぴったりです。

もとの題は「セント・ニコラウスの訪れ」なのですが、
「クリスマスのまえのばん」というタイトルが一般的になっています。

(2010.12.24)
古い古い名作とあって、様々なパターンの絵本になっています。
(ざっとamazonでチェックしただけでも6冊、あります)
挿絵も翻訳も色々なので、また来年は違うのを読んでみますね!
ターシャのも素敵でしたが、正直な気持ちをこっそり打ち明けると、
私はもう少し、現代的なセンスの挿絵の方が好きかもしれません。


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時々、写真や雑記も。

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  • クリスマスのまえのばん  クレメント・クラーク・ムーア ターシャ・チューダー
  • 2010年12月24日 (金)

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