FC2ブログ
Loading…
 

策謀と欲望  P・Dジェイムズ

ハヤカワ・ミステリ文庫
Amazon

 P・D・ジェイムズは信用に足る作家・・・私にとっては。
人物、情景、心理、どれをとっても描写が確かで安心して読める。

人間の内面、外面のどちらにも神経の行き届いた洞察力がすばらしい。
登場人物のひとりとして、おろそかにしていない。
各々が抱える、人は誰もが逃れることのできない孤独が、滲み出ている。

重苦しい色調のなかに、毅然とした、強い姿勢がくっきりと浮かぶ。
ミステリとしてというより、人間の奥深さを捉えたドラマとしての値打ち。

生き方、ということを考えさせられる。

 

 (1999.7.16)

関連記事


  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://raffiner.blog70.fc2.com/tb.php/73-8dec3811

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。

表示中の記事

  • 策謀と欲望  P・Dジェイムズ
  • 2010年03月08日 (月)

カテゴリ

カテゴリー 月別アーカイブ

 

***