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精霊の守り人  上橋菜穂子

4101302723新潮文庫
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夢中で読みました。
重すぎるものを背負って生きる、一人の女。
獣の奏者を読んだときも思いましたが、
ドスーンと、ど真ん中な印象です。

なんだろ、このブレてない感じ。
いい意味でファンタジーの王道なんです。
だからといって、ありきたりだというのではありません。

何故、ファンタジーを著者は書くのか?しかも児童書として?
その理由があとがきを読んで、少し見えてきました・・・
ああ、そうか。そうなんだ。納得。
(すみません興味がある方は、読んでみてください)

彼女は文化人類学者でもあり、ここが強みだなと思います。
ファンタジーといえば、架空の世界を創造するわけだけど。
彼女の作る民族や国家、その背景の文化や政治システムは、
非常に骨格がしっかりしていて、雰囲気や幻想に走っていない。

小難しげで実は薄っぺらい権力争いや、ファッションの如き宗教、
それを取り巻くイメージ重視の呪術・・・を描いているファンタジーも、
残念ながらよく見かけるけれど、彼女はまるで違う。

うん、続きを読む楽しみが出来ました。

(2011.2.10)
突如、思う。「上橋菜穂子は、全部読もう!」決めた!
そもそも忘れてたけど、私、ファンタジーが大好きなんです。

「ゲド戦記」「だれも知らない小さな国」「木かげの家の小人たち」
著者が、こういう物語を書きたいという激しい欲求を抱いた本たちは、
私も愛読していたものばかり・・・。

ああ、そうか。それで。彼女の作品に懐かしさを感じるんだ。きっと。

恩田陸の解説だったりするんですね、また、これが。
で、上橋さんは、恩田さんの新刊に大喜びするほどのファンだそうで。
この辺も、面白い縁を感じるね。あ、そうだ、恩田陸も、読まなきゃ。
ううう、忙しい・・・



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時々、写真や雑記も。

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  • 精霊の守り人  上橋菜穂子
  • 2011年02月21日 (月)

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