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2011年2月に観た映画

2011.03.28 映画   comments 0
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 若者のすべて
 ★★★★★

 監督 ルキーノ・ヴィスコンティ
 1960年 イタリア/フランス
 180分

 アラン・ドロン
 レナート・サルヴァトーリ
 アニー・ジラルド


アラン・ドロンって、どっちかというと苦手だったのですが。
この映画に限っては、文句なしに美しい。表情も非常に繊細で、うっとり。
「聖人」として描かれるアラン・ドロン演じるところのロッコは、
全てを許してしまうが為に、むしろ周囲の愛する人を不幸にしていく・・・。
そうと願ってはいないのに、人の心の弱さを助長してしまう優しさ。
それもやはり、弱さなのだ・・・と。哀しいけれど、大好きな映画です。
アニー・ジラルドも、魅力的。こういう役どころは難しいのになぁ。

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 小屋丸
 ★★★

 監督 ジャン=ミッシェル・アルベローラ 
 2009年  フランス/日本
 88分

 小屋丸住民のみなさん
 (ドキュメンタリー)


白黒映像、大好き~な私も、眠かった・・・芸術性を追及するとこうなるの?
フランス人監督撮影ゆえに、音声が日本語で字幕がフランス語!国際的!?
ただ耐えて観続けるうちに、穏やかな静けさが身の内に生まれてきました。
4軒13世帯しか暮らさぬ、新潟の山奥にある集落。まるで時の流れ方が違う。
そこに残る、日本が捨ててしまった農業を中心にした、ひっそりとした暮らし。
見終わった帰り道、目に映る景色を想像で白黒に変換して歩きました。
白黒で描くからこそ、景色に「意味」「意思」が宿るのかもしれない・・・。

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 ヤコブへの手紙
 ★★★★

 監督 クラウス・ハロ
 2009年 フィンランド
 75分

 ハーバード・ヴォーケル
 ドロシー・ヴォーケル


シンプルな構成の映画。北欧の映画ってそうなのかもしれないな。
あまり多くを語らぬ、ほぼ無口と言ってもいい登場人物たち。
情緒的な潤いは感じさせず、どこか乾いて見える画面に静かな迫力がある。
ほぼ単語しか口にしなかった主人公が語り始めた時、凍っていた感情が一気に
溶けて溢れる・・・。手紙の力。手紙の意味。手紙の必然性。手紙の美しさ。
「手紙好き」な私だけど、気軽に手紙を書くことを戒めたくもなるくらい、
「書かずにはいられない」思いで書かれた手紙の尊さに打たれた。

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 洋菓子店コアンドル
 ★★★

 監督 深川栄洋
 2010年 日本
 115分

 江口洋介
 蒼井優
 戸田恵子
 加賀まりこ


スイーツ、大好きなので。美味しそうな映像を期待して。
主人公の女の子・・・相当、イタイですが(笑)。ウザイけど憎めない、
苛々させられるギリギリ一歩手前のキャラクターを蒼井優が上手く演じてる。
ええ、甘いです、脚本、かなり。ありがち感も否めない・・・。
それでも、素直に優しい気持ちになれる。元気が出る。ケーキが美味しそう!
小物づかいが洒落ていて、目に楽しいです。場面に愛らしさがあって。
で。結局、しっかり泣きました(!) それでもラストは、甘過ぎでした。

以下、例のごとく、私のつぶやきです。
先月から始めた、一ヶ月に観た映画を振り返ろう!企画(!?)
今月も予告どおり、4本です。感想を3行から7行に増やしました。

「若者のすべて」は、私にとっては傑作。完璧に好きなタイプの映画。
時を忘れて没入し、ボタボタ泣き、しばらく現実に戻れませんでした。
・・・というわけで、今年初めての★5つ!パチパチパチ!!

近くの席の男性が、私以上に激しく泣いていまして・・・
何か思い出があったのかな? 清々しいくらいの泣きっぷりでした。
凄くクールな印象の人だったので、人は見かけによらないなぁと。

彩月も、時々(?)映画館で泣きますが。いちおう控え目(?)です。
ただ、泣きのツボが微妙に一般の方とズレてる気配はあります(笑)。

予定が狂わなければ、今月も4本、観ることになると思います。

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読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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