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『造物主の掟』ジェイムズ・P・ホーガン

2014.05.14 SF   comments 0
4488663079
創元SF文庫
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昔読んだ、「星を継ぐもの」が大好きでした。
で、本作は・・・面白くなくはないですが、ダルかった。
登場人物に感情移入も共感もできなかったからでしょうか。

ストーリー自体はよく出来ていて、なかなか面白いです。
あと、どうでもよいことですが、こういうタイプのSFって、
翻訳が大変だろうなぁ・・・と思います。

そうだ。「星を継ぐもの」の続編を今度読もうっと。

(2014.2.27)

『鼠と竜のゲーム』コードウェイナー・スミス

2014.04.10 SF   comments 0
4150104719
ハヤカワ文庫 SF
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コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』読了。吐き気と腹痛と頭痛の中、二日間かかって切れ切れに読んだ。苦痛から気を逸らすためだとしたら、あまり賢い選択ではなかったかもしれない。でも妙に、作品の「厳しさ」がしっくり心に馴染んだ。『ノーストリリア』を読んだ時にも感じたことだけれど。

コードウェイナー・スミスの小説は、登場人物に対しても読者に対しても「厳しい」ように感じる。そしてその厳しさが独特の美しさの源になっている。私はそれを快いものに感じる。底の見えない深淵に突き放される感覚がありながらも、肌触りのとても繊細な世界観に不思議と癒される・・・惑いつつも。

小説が書かれた頃は隠されていたという彼の経歴は。あまりにも物語めいて並外れ過ぎている。有能で博識で感受性の豊かな人であったろうことは、そこからも窺い知れる。けれど本作のあとがきにて、生来病弱で年がら年中大手術をしていたと知り、さらに作風の異世界の質の独特さに納得がいった気がする。

またしても、読後のツイートからの引用。
うん。何だろう。とにかく・・・好きです。
残された作品が少ないのがとても残念。

(2013.11.5)

『第81Q戦争―人類補完機構』コードウェイナー・スミス

2014.04.06 SF   comments 0
4150111804
ハヤカワ文庫SF
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初期の作品が多いせいか、習作っぽさを感じるものも。
奥様が加筆した作品も混じっているのだそう。

それでも。著者のファンとしては充分に楽しめる短編集。
私は「アンガーヘルム」という作品に何故か惹かれました。
著者の死生観が現れているように思います。

(2013.12.12)
彼の描く世界は私にとって馴染みやすい。
妙にしっくりと心に収まる。なぜだろう。

『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス

2014.03.05 SF   comments 0
4150117268
ハヤカワ文庫SF
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例によって日がかなり過ぎてしまったので。
読後のつぶやきの引用にて失礼いたします。

コードウエイナー・スミス『ノーストリリア』読了。このところポツポツ読んでいたSF作品の中で一番好きだ。著者は私が生まれる前に没していて。でも、そんなに古い本とは全く感じなかった。物語の終末に文句ばかり言ってる(自覚あるんです、すみません)私も、この作品の締めくくりには不満なし。

これが唯一の長篇だなんて残念! 『鼠と竜のゲーム』という短編集があるというから、さっそく読みたい。思うに私はSFというジャンルは得意ではなくて。自分でもよくわからない選り好みをするみたいで。好きなものは限られてしまう。でも突き詰めると単純に、主人公に共感できるかどうかが鍵みたい。

SFに限らず、ファンタジーも異世界の旅なので。道案内役に気持ちが同調出来る方がいいんだと思う。すっと入っていけるでしょ。舞台が現代ならば主人公に対するモヤモヤを抱えながらでも読む余力があるけど。異世界を脳裏に描くのに集中したいのに、主人公にイライラして気が散るのが厭なの(我儘)

SFもファンタジーも少年もしくは少女の成長物語的な面を持つことが多くて。大抵、思春期的葛藤に付き合わされる。それが鬱陶しいとは限らず、単に相性としかいいようがない。若さゆえの愚かさの中にも、共感できるものとできないものがある。突き詰めれば似たり寄ったりなのかもしれないけれど・・・

若い時って(まぁ今もだいぶ余韻が残ってるけれど)、人間性が著しく「偏狭」なので。その狭苦しい自己の記憶って簡単には消えなくて。「若さ」を振り返ると自分の心も当時にかえって狭まる気がする。それは悪いことばかりでもなくて。だからこそ感じ取れる繊細なものも存在すると思うのだけれど。


あ。すいません。なんか本の感想でなくなってますね・・・
一言でいえば。久しぶりに大好きなものを見つけた!という感じ。

(2013.10.20)
SFは昔かなりハマっていて。好きなんですが。
ダメなものは全くダメ・・・という難しいジャンル。
好きとなるともう、とここん好きなんです。
コードウェイナー・スミスは鐘が鳴り響くほどの大当たり。
しかし、何故?と問われると上手く答えられません。

『蟻塚の中のかぶと虫』ボリス・ストルガツキー

2014.02.07 SF   comments 2
B000J7P9Z0
海外SFノヴェルズ
早川書房
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ストルガツキー兄弟著『蟻塚の中のかぶと虫』読了。よれよれの状態で読んだので、感想は差し控える。頭が今もあまり働いてないので。ただ、なんか好きだな・・・この感じ。タルコフスキーっぽいと思ったら、この兄弟もソビエトの人なのね。

やっぱり体調の悪い時は、SFかファンタジーか、現実離れ気味のミステリが読みやすいように思う。手元にはあまり無いので、近々調達してこよう。

以上、読後ツイートより。

ソビエトっぽさ、と私が感じるのは。
おそらく政治的な色調というのか・・・、
社会の構造や体制的な部分の描き方なのでしょう。

その重苦しさが妙に魅力的だったりするのです。
あまりSFという感じがしないSFでした。

(2013.11.26)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
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