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ロンドンオリンピック開幕。さて夏の最中に読む本は・・・

さてさて。オリンピックが開幕しましたね。
スポーツはからっきしな私、しかし観る方は結構好きでして。
寝不足の夏に拍車がかかりそう・・・もはや読書どころではない!?

今月は予告どおり、イギリス関連本をボチボチと読んでます。
感想がブログ上に登場するのは、だいぶ先になりそうですので、
オリンピックにちなみイギリスの本を読もうという物好きな方の為、
とりあえずリストアップだけしてみました。

たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)
行方 昭夫
4003720113

ベイツ教授の受難
デイヴィッド ロッジ David Lodge
4560080550

イギリス文学探訪 (NHKライブラリー)
小池 滋
4140842083

諷刺画で読む十八世紀イギリス ホガースとその時代 (朝日選書)
小林章夫 齊藤貴子
4022599847

アンジェラの灰 新潮クレスト・ブックス
フランク マコート Frank McCourt
410590003X

壜の中の手記 晶文社ミステリ
ジェラルド カーシュ Gerald Kersh
4794927320

警視の孤独 (講談社文庫)
デボラ・クロンビー 西田 佳子
4062765802

ヘンリ・ライクロフトの私記 (岩波文庫)
ギッシング 平井 正穂
400322471X

おれの墓で踊れ
エイダン チェンバーズ Aidan Chambers
4198607818

チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫)
ヘレーン・ハンフ
4122011639


書物の性格上、サクサク読める感じでなく冊数は抑えめ。
この中で特におススメといえば、「おれの墓で踊れ」ですね。
まだ下半期に入ったばかりですが、今年の読書ベスト10入りは確実。

ただ・・・特にイギリスっぽいことは無いです。
作者がイギリス人で舞台がイギリスですけど、英国風味が強くはない。
ん?そうでもないかな。うん。やはり英国の雰囲気です。
キーワードは、学校、先生、墓地、海辺。ね。英国っぽいでしょう。

他にはやはり、「ヘンリ・ライクロフトの私記」。
これぞ理想の老後、理想の隠遁生活・・・憧れます。

「壜の中の手記」はちょっとした怪談風の奇妙な短篇集。
「たいした問題じゃないが」はイギリスの秀逸なコラム集。
「イギリス文学探訪」も軽い読み物ですが、この手のものでは出色。
「アンジェラの灰」はアイルランドの貧しい少年の話。
「チャリング・クロス街84番地」は書物を愛する人、必読!

今月中にあと5冊読みたいなぁと無茶なことを考えていますが。
ま、無理でしょうねぇ・・・

読むのに追いつかない・・・

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春は体の具合があまり、よろしくなく。
その割には気力は充実しているので、読書は捗る。

しかし。気が付くと、読み終えたけれど感想書いてない本が10冊。
書こうとすると気分が悪くなり、逃避で本を読む。事態は悪化する一方。

いっそ読めるだけ読んだ後、ひたすら感想をまとめて書く・・・
ダメだな、そろそろ「読む」に「書く」が追いつかなきゃ。

なのに。読みたい本のリストを整理していて。
ふつう整理したら減るはずなのに、ガンガン増えていて。

現在は、アマゾンの「ほしい物リスト」に放り込んでいるんですが。
あの・・・434冊もあるんですけど・・・。


1月の読書を振り返って考えたこと。

2012年最初の月は、17冊の読書。冊数としては妥当なところでしょう。
予約していた本が順に届くので。「今読みたいもの」とは違う気はしますが。

理想を言えば、文学を中心に読みたいのですけれども。
読む側の気力が弱ってると、なかなか続けて読めません。

疲れると手軽な本に手が伸びます。写真がきれいな本、蘊蓄本、
エンターテイメント小説・・・まぁ良いでしょう、たま(?)には。
せめて、娯楽としての質が高いものを選びたいですけれど。

私の場合、共感できる登場人物がいて。文章が下手じゃなくて。
設定にやたら無理があったりしなくて。趣味の悪い挿絵が入ってなくて。
と、まぁ・・・そんなに高望みはしていません。

正直、現代の日本のベストセラー作家はピンと来ない傾向にあります。
読書の入口が翻訳本だったせいか、海外のものの方が好きです。
人物の描き方のタッチが、娯楽小説でも日本のより重厚感があって。

というのは、公平な見方ではないでしょうね。
翻訳されるくらいの本は、レベルがそこそこ高いということ。
あとは選ぶ側の責任もあって。慣れているから海外物の方が嗅覚が効く。

国内外を問わず、ハードボイルド系のミステリが好きなのは。
主人公や登場人物が結構「追い詰められてる」「悩んでる」色が濃くて。
その重苦しさに心地よさを感じるからかもしれません。

探偵ものも大好きなのですが。海外のより国内の方がキャラが軽い。
(あ。そうか。やっぱ、私、軽い本が苦手なのか!)

かと思えば。主人公の悩み方とか追い詰められ方に苛々したりする。
クライムノベルの場合に顕著で。いつも読み終えて激しく怒ってる記憶が。
どうやら犯罪関連の話は好きだけど、描き方に独自の注文があるらしい。
(私の人格的欠陥に繋がりそうなので詳細は割愛)

娯楽なので。一気に読めるスピーディーさは欲しい。展開がもたつくの嫌い。
かつ読み終わって「面白かった!」+何か心にひっかかるものがあって欲しい。
その引っかかり方が「後味の悪さ」であるのは勘弁して欲しい。

リアルに現代社会の病巣を描いてる系も、実は苦手かも知れない。
そんなの、本を読まなくても、現実でお腹いっぱいだから。
あれれ、結局なんか高望みしてる気がしてきた・・・

あ。うん。わかった。主に私が重要視するところは。主人公の姿勢だ。
主人公の生き方に共感か憧れを抱けるものが好き。単純な、素直な好み。
で。思い返せば、昔から自分と同世代の感覚には馴染めなかった(笑)

つまるところ何が言いたいかと言えば。
話題作だから読んでみようという考えを撤廃しようということです。

足りない「社会性」を補おうとして現代においてウケているものを
いちおう抑えておこうという意識がどこかにあるのですが・・・
その程度で身に就く「社会性」なんて所詮ないだろうし、趣味に走ろうかと。

あ。文学(と本人が称してるだけの場合もあるけれど)は別です。
娯楽と文学に意識的に分けて読書しているわけではないのですが。
著者の意図を汲んで、娯楽ではない何かを目指している作品には、
先入観で読む読まないを決めないようにしたいと思います。

整理しますと。好きなものだけ読む、という偏狭な読書は本意ではなく。
読まない前に好き嫌いを決めることを避ける方針は変えませんが。
娯楽として読む本の選び方に関しては、もっと我儘になろう、と。

ただ、娯楽という言葉の意味も実は微妙なところで。
私にとってはドストエフスキーだって川端康成だって、チェーホフだって、
シェイクスピアだって娯楽なんですよね。

基本、自分の楽しみの為に読んでいる。学ぶという意識はない。
教養のためとも全く思っていない。文学の「学」ってナニよ?と言いたい。

それでも。文学と称されるものとそうでないものは、違う。
娯楽小説のジャンルにも素晴らしい作品はあるのも事実なのですが。
その場合は「これはもはや文学だ」という評価にもなるわけで・・・

文学ってじゃあ何だ?と言いだすと大風呂敷広げることになるので。
もうここは、文学と呼ばれているものと、文学の香りを感じるもの、という
曖昧な定義で乗り切ることにして(ほんとは、これは反則)・・・

文学と呼べるものは。思うに、時に押し流されないもの、かな。
だから今、決めることはできないのかもしれない、本当は。
未来には、意外な作品が21世紀の文学作品として残ってるかもしれない。
それでも。娯楽としても中途半端な本が文学に昇格することは絶対ない。

現在すでに、そこそこの年月生きてきて。
発表当時リアルタイムに読んだ本が、ひと昔前の名作たり得てる場合と。
完璧に一時の流行で消滅している場合とがある。
その違いは・・・作品の質から納得できるものなのだ、やはり。

残らなかった本のすべてが無価値だなんて言うつもりはない。
でも、読む時点でそのことが充分察知できた本もあって・・・
今後はそういう本を読むことに、なるべく時間を費やしたくないと思う。

テーマは「我儘な読書」

自分の嗅覚をもっと信じる。で。判断がつきにくい本は数年待つ。
その本が流行以上の、何がしかの価値を持つなら5年後も残ってるはず。

古典主義に走るつもりはないのですが。
流行には断固乗らない。興味のないものは思い切って無視する。
「今」を捉えることは、書物以外のところからでも足りる筈。
私にとっての読書は「時代」を超えるもの、でありたいと思います。

私、ある人に言われて吃驚したのですが。
「人が好き」らしいんです。え?人間嫌いだと信じてきましたが。

そう言われてみると、「人間性」に興味はある。
そうじゃなきゃたぶん、本なんてそもそも読まないに違いない。
お庭でも作ってる方が幸せだもんなぁ・・・(って庭がないんだけど^^;)

で。思った。時代とともに人間は変わるか?と。
いや、変わる部分もあるけれど、本質的に変わらない。
人間の中の普遍性、時代や風俗が変化しても変わらない部分、
それがきっちりと描けているものが、読むに値するものなのだ。

それを見極められる眼力が自分にあるか?
大いに疑問ではあるけれど、最初から諦めることはしない。
心の声が「読まなくていいんじゃない?」と言うものとは距離を置く。

で。改めて考えると。あまり意味ないよね・・・娯楽と文学を分けるのは。
だけど、その二つが等価だというのも横暴だと思う。

文学メインで読むけれど、娯楽ものも時には読む。
ただその場合、なるべく文学に匹敵する高水準の娯楽本を読む。

そう。これだ。やっと纏まった!

思えば共感する読書家さんの本の読み方って大抵そうだと思う。
幅広く楽しみながらも、見識を持っているというのが私の理想。

ほんとのほんとを言えば。読む側に問題意識がはっきり存在すれば。
どんなつまらない本を読んでも、身になるものなのだと思います。
これはもう一段階、高度な読書になりまして、私はそこに達してません。

ずっと。単純に。面白い本を読みたいと思っていたのです。
だけど、面白かったはずなのに何だか満たされない本があって。
考えると、それはその「面白さ」が時代を超えないものだからじゃないかと。

アガサ・クリスティーや松本清張は、古くなっても面白いものね。
他にも勿論ありますし。有名なら良いというつもりもなく。
絶版したことが悔しくて絶叫するような本もあったりしますが。

面白さにも、「本気」を求めたいところです。ハイ。
まぁまぁ良かった・・・とかいう感想はナシにしたいのです。
ここがオカシイとか、惜しいとか、勿体ないとか・・・。
私ごときヤワな読者に欠点を指摘されるようなシロモノは読みたくない!

凡人の読者が躓くようなキズがあるというのは、ダメ。
著者の「本気度」が疑われる。その気があればもっと良い作品が書けるはず。
書けないとしたら、その程度の才能なんだ。そんなものに付き合いたくない。
人生、長くないんだから。読める本の冊数にだって限りあるんだから!

ただし明らかにキズがあっても、それを吹っ飛ばすような魅力がある本、
というのはまた別扱いになりますので・・・悪しからず。
(ここは主観や好みの問題になってしまいますが)

というわけで。実践できるか不安は残りつつ。
「我儘な読者宣言」をして、いい加減に終わりにしようと思います。

読んで下さった皆様・・・ありがとうございます。お疲れさまでした。
ほんと、読み返してみてもムダの多い文章で・・・
相変わらず同じとこ回ってますけど。思えば久しぶりのグルグルですね。
次回は「私が読まないと決めたジャンルとその理由」を語ると言ってたのに。
えーそれは本当に、今度こそ、次回(笑)


クリスマスに読みたい本 2011

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        ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ 「東方三博士の礼拝」

去年の今頃は、せっせとクリスマスに関連する本を読んでいました。
今年もそのつもりで、随分早いうちに本をリストアップしていましたが。

どうも読めそうにないので。この企画は中止。
クリスマス向きな本をお探しの方のお役にたてば、とリストのみ公開します。

ドミニック・ローホーさんのお部屋

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私がちょくちょく取り上げている、ドミニック・ローホーさんのお部屋が。
今、発売されてる雑誌「クロワッサン」に載ってます~。

興味のある方は、立ち読みでも、どうぞ眺めに行ってくださいね。
さすが、のシンプルさです。潔い物の少なさです。

私は・・・もうちょこっとだけ、物があってもいいかなと思いますが。
でも、あれに近いくらいな状態を目指しています。

買おうかとも思いましたが、他のシンプルスタイルのお部屋が、
全然、惹かれるところがなくて、やめました。

脳裏に、ドミニック・ローホーさんの部屋のシンプルさだけ焼き付けて。
うん。シンプル過ぎるので、私の記憶力でも再現できます(笑)

・・・と、ただ、それだけです。

シンプル生活を目指す同志(?)に向けての応援のつもりで。
いらぬおせっかいかもですが。見ると参考になるんじゃないかしら。
ええ。提唱してることと本人の暮らしが一致してるって素晴らしいです。

意外と、それが難しくて。
一流メイクアップアーチストなのに、自分のメイクはあれれ?な人。
ファッション評論家なのに、本人のファッションは「・・・」な人。

言ってることが本人は出来てないことって、よくありますから。
ローホーさんのお部屋も大丈夫かしら、と正直不安でしたが。
イメージ通りの、きっぱりと筋の通ったお部屋でした。

(あ。教えて下さった一鑑さまに、改めてお礼を。ありがとう!)

大したこと書いてないけど、彼女の本の感想の過去記事は、こちら。

シンプルに生きる  ドミニック・ローホー
シンプルを極める  ドミニック・ローホー
ゆたかな人生が始まるシンプルリスト  ドミニック・ローホー

冒頭の写真は、近所の路地風景。
携帯カメラに付いてる「ミニチュア加工」を施してみました。
ほんとにミニチュアみたいで、なんか、可愛くないですか?

(記事本文に、まったく関係ありませんが・・・)


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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