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『引き寄せの法則』マイケル.J・ロオジエ

4062772698
講談社文庫
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引き寄せ本の決定打。

わかりやすく、要領よくまとまってる。
引き寄せ本は、うじゃうじゃあるので。
いちいち読んでたらキリが無い。

説明の仕方が違うだけで。
どれも同じことを言おうとしてるのだし。

引き寄せるには。
欲しいものを願うだけでいいんです。

ただ。たいていの人は。
自分が何を望んでいるかよくわかっていない。

「望むもの」への憧れでなく、
「望まないもの」への嫌悪に気持ちが行きがち。

職場でも家庭でも。
「私のことを理解してくれる人がいない」と言ってません?

同じ状況でも。
「私のことを理解してくれる人が欲しい」と言いましょう。

あと。自分に似たものが引き寄せられますから。
不機嫌にしてるのはソンですね。

「あなたは思考、感情、心象、そして言葉によって外に発動させているものを、自らの人生に引き寄せているのです」


ですので。よい波動を表しましょう。
まず、マイナスの波動を出すものは。

・失望
・孤独
・足りない、欠けている
・悲しみ
・とまどい
・緊張、ストレス
・怒り
・痛み

プラスの波動を出すものは。
・喜び
・愛情
・わくわくする
・充実している
・誇り
・安心
・自信
・好意

えー。
孤独と悲しみと怒りは私の得意分野ですが。

ま。そこんとこは置いといて。
「もっとわがままに生きてみよう」という提言が。
これ、大賛成です。

しかも。なんと著者は。
「人生のあらゆる領域でわがままになる」ことを勧めます。

あとは、まぁね。
今まであらゆる引き寄せ本で言われているのと同じ。
違うのは簡潔にまとめられていること。

これだと。すっきり頭を整理できます。

なんども言ってますが。
私は「引き寄せの法則」は信じています。

それで大富豪になれるとかは思いませんが。
150歳まで生きられるとかも思いませんが。

「念」の強さに応じて。
物事や人が引き寄せられてくるのは間違いない。

私はちょっと。
最悪のところから抜け出したところです。
沼にハマっているとき、負が負を呼ぶ感じでした。

(近頃は「沼」は悪い方に使わないですけど)

なるべく気分良く過ごしているだけでも。
状況は好転してくるものですね。

(2018.9.12)
引き寄せに興味がある人は読んでソンはない本です。
私はこれを最後に引き寄せ本を卒業しようと思います。

『気持ちを伝える手づくり文房具』宇田川 一美


身近にあるものを利用して作れます

ありがとうのかわりにひと手間かける
・・・と副題にあります。

プレゼント向きのアイデアが多いです。
わざわざ用紙を買ったりしなくてもいい。
ショッピング袋や、封筒のリユースでOK。

シールやマスキングテープは必要かな。
でも、ちょっとした工夫で可愛いものが出来る。

刺繍糸でカラフルな三つ編み紐を編むのもいいね。
暇な時に作っておくと重宝しそう。

30cmの糸で25cmくらいの紐ができる、と。
ふむふむ。覚えておこう。

(2018.11.19)
試してみたいアイデアが幾つもあったので。
また借りたいです(買わないのか!)

『あのころのデパート』長野まゆみ


愛情表現が下手過ぎません?

著者も、著者のお母様も、デパート勤めだったそうで。
昔のデパートの思い出話、裏話を集めたエッセイです。
これがねー。ほっこりしないんです。

読む人は、懐かしいイイ話、を期待すると思うのですが。
ほぼ全編、悪口や愚痴に近い感じのネガティブな話。

実際に書いてらっしゃる場合もあるし、
書いていない場合でも、彼女はこう言っているんです。

「だからデパートは駄目なのよ」って。

それが愛情の裏返しというのはわかるんですが。
まぁ。読んでる側の気分は下がりますね。

それに。現代の百貨店事情なら、私の方が詳しいし。
彼女の愚痴にはまったく、賛成できない。
あなたの頃より、今の方が厳しい職場環境ですから!

バブル期直前の、不況の底の時代にわずかな期間だけでパートの社員だったわたしには、なんのアイディアも浮かばないが、近代の日本の消費者をつくりあげた元祖としての意地と底力がデパートにあるだろうから、今はただ、それを見せてもらいたいと思っている。

ここに、著者の思いが描かれていると思いますが。
どうも殊勝げなフリして悪口みたいなこき下ろしが多い。

デパートの「あるある」は。
今も昔も変らない部分も多々あったりはする。
でも彼女の書きようは、感じが悪い。

個人的な感想なのに、ちょっと上段に立って言うのね。
いや、あなたの狭い経験の中の、偏狭な意見じゃないの。
それを歴史や経済の目線で語るポーズ取るってヤな感じ。

お母様の時代の話や、家族でデパートに言った頃の話や、
細々したしきたりや、職場ルールなんかの話はね。
なかなか、丁寧に書いてあって面白いの。

私には当たり前に思えることも少なくないけれど。
あえて店外の人の目で見てみると、不思議なこともある。

なんか。勿体ないな。
同じ主題でも、描きようで全然印象は違ったろうに。

ただ。内部を知ってると。
こういう風に書いてしまいがちなのはわかる気がする。
私がデパートについて書こうとしても似た雰囲気になるかも。

長野まゆみさんの小説は、昔は結構好きでした。
段々、彼女特集の「狭さ」が受け付けなくなって。

いえ。そもそも。
「小宇宙」的な閉じこもった世界観が魅力なわけですし。
そういう「狭さ」が私はもともと好きだったりするのですが。

それでも。何か。窮屈で。
ひどい言い方だけれど。飽きてしまって。
いつからか、読まなくなりました。

私の場合は、よくあるお馴染みのパターンで。
「初期の作品は好きだったのに」っていう・・・ね。

このエッセイを読んでみて。
あぁ。やはり、この人はあまりにも・・・
えーと。あまりにも。なんだろう。
 
なんて言ったらいいんだろう。
視点が固定され過ぎているな、って。
そのこと自体が問題な訳ではなくて。

私なんかが言えることでないのは承知しつつ。
どうにも「惜しい」感じの人です。
独特の言葉遣いとか世界観とか、素敵なんだけどな。

読者を不快にするのもある意味、才能だろうけれど。
今回、それが必要だったとも思えないし。
まぁ・・・案外、不器用な人ってことかな。

(201812.16.)
なんかね。著者の小説に出て来そうな。
好きな子に意地悪してしまう男の子みたいだな。
だから。ほんのり可愛げはあるんですよ。
大分、分かり辛いですけれども。

『こうして、思考は現実になる』パム・グラウト

4763133586
サンマーク出版
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あなたを「思い込み」の牢獄から解放します。

あ。私が言ってるんじゃありません。
本書の目的が、そうなんですって。

「思い込み」ゆえに願いが叶わないのだと著者は言います。

・人間は自転している地球の動きにも気付かず生活している。
・赤毛の人がいない国から来た人は、毎日赤毛の人に会っても、
 相手が赤毛と認識できず、黒髪と思い込んでいた。

人間は現実の200万分の1パーセントしか見てないそうです。
なんか、適当な数字すぎて根拠が不明ですけれども。
以下の言い分にはまぁ、うなづけます。

人間は生まれるとすぐに、世界を認識する一つのパターンを確立し、そのパターンに合致しないものはすべて意識から排除するフィルターを装備する。つまり、世界のすべてを知覚しているのではなく、ごく限られた世界観に合致するものだけを知覚していると言うことだ。

人生の主役は目に見えないエネルギーや、思考、感情、意識。
しかし私たちはそれらを理解せず、自分のために活用していない。

意識はテレビのようなもの。
100以上のチャンネルがあっても、一度に見られるのは一つ。
今見ている番組以外の99は存在しないのと同じ。

つまり、本当に見たいチャンネルを選ぶことがとても大切。
嫌な現実を放送するチャンネルは、たとえ一瞬でも見てはいけない。
自分の意図に合致するチャンネルだけ見るのが人生を変えるコツ。

ごく簡単に言うと。
欲しい靴があれば、それに全集中。
もっと高邁な願いでももちろん良い。
平和が欲しいなら、平和のことだけ考える。
愛が欲しいなら、愛のことだけ考える。

平和は不可能だとか、愛はすぐ消えるとか、
靴を買うお金なんかないとか、一切考えてはいけない。
ただ自分の欲しいもののことだけ考える。

いわば。本書は欲しいものを手にいれるための指南書。
そうです。タイトルからも分かる通り、引き寄せの法則の本。

ただ。例え方が抜群にうまい。
自分の欲しいものがわかっていれば手にいれることができる、とは。
どの本でも言っている法則なわけですが。

例えばこれを。
A地点からB地点まで行くと例える。
Aはそう、古くなった車、心底嫌いな仕事、淋しい生活。
Bは、キラキラ輝く新車、やりがいがあって稼げる仕事、楽しい生活。

で。Bへはどうやって行けばいいのか。
簡単。Bに意識を集中する。Aのことは全て忘れる。
嫌な仕事や、古い車や、淋しい生活は存在しないものとして扱う。

なぜかと言えば。常に状態は一つだから。
Bに向かっている状態か、Aに戻っている状態か、のどちらかの。

つまり「いい仕事なんてない」とか。
「あるかもしれないけど私には縁がない」と考えてはダメ。

Bに向かう思考とは。
「新しい仕事はきっと素晴らしい。この車はなんて素敵なんだろう」

で。とにかく何があっても歩き続ける。立ち止まらない。
気が散ったり、後ろを振り返りたくなる。でも歩き続ける。
B地点のことを考え続ける。

「〇〇になりますように」と祈ると同時に
「そうならなかったらどうしよう」と心配する。
これでは、絶対に願いは叶わない。

あ。願いか叶わない理由が4つ挙げてありました。

1 結局いつものパターンに落ち着く
2 広告コピーに踊らされる
3 他人の頭に影響される
4 自分の頭に惑わされる

ま。私の場合、圧倒的に4ですね。
自分に自信がない、ってことです。
で、1になっちゃうんですね。

引き寄せの法則の本を今までたくさん読んできて思うのは。
要はどれも語り口や実例が少々違うだけで。
「思い込みの力」について語っているのだな、と。

思い込みの方向と力が人生を導いていると言っても過言ではない。

いくつか私にも小さな思い込みがありまして。
それら小さな思い込みに関しては良い方に作用しています。

何か小さな成功体験をきっかけに。
私はいつもこの点に関してはツイていると思い込むのはオススメ。
小さな幸運の思い込みも積み重なると、結構大きいです。

私は販売の仕事をしていますが。
ずっと長年欠かしていない良い思い込みがありまして。
「私はお客様に恵まれる」「お客様運が強い」というのがそれ。

あと。売り上げで苦しむことがない、という思い込みも。
おかげで、売り上げが取れずに辛かったことが一度もない。
必死にならなくても、普通にしてたら売れるのでありがたい。

ただ。「今日はダメだ」と思う日がないではなくて。
そう思ってしまうと、本当にその日はダメです。

それでも。二つの思い込みのおかげで、長年やってこれました。
ていうか。この二つがあれば販売って天職かと思えますよね。

ところが残念なことに。
上司と同僚に恵まれないと思い込んだせいで。
いつまでたっても、そちらの方面での苦労を背負い込んでいます。
これがもう、半端じゃない。超・異常レベル。
お客様運と販売運なんて帳消しにしてくれるくらいのマイナス。

思い込みってね。
どんどん強化されるのですよね。
近頃これは自分が作っている現実なのではと思い始めました。

卑近な例で申し訳ありません。
この手の本も、いわば著者の思い込みで出来上がっているようなもの。
鵜呑みすることもないと思います。

信じて得なことだけ都合よく信じてみるのもアリ。
そのくらいの気持ちでいないと。生きていくのはしんどいし。

それこそ「思い込みの牢獄」に囚われて人生が終わってしまうかも。
どのような「思い込み」が良いか悪いかも、きっと人それぞれ。

自分のためになる「思い込み」を持った方が自分がラク。
そして、「私苦労してます」オーラを発しなくなることで。
周囲にも良い影響を与えられる気がします。

(2018.4)
あまり良くないタイプの思い込みに限って頑固です。
消すのは無理だとしたら、せめてあまり意識せずにいよう。
なるべく無視して、徐々に消えていくよう促してもいいかも。
いつの間にか消えた思い込み、とかもありますよね?

『書きあぐねている人のための小説入門 』保坂和志

4122049911
中央公論新社
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二度読んでも、書きあぐねたままでした。

ものっすごい、面白いです。
一行ごとに唸らされる。
そうか。そうか。そうだなーと。

猛烈に付箋を貼りつつ読み進みまして。
その数、100枚を超えたんじゃないかと。

ですけれどもね。
誠に誠に残念なことに。

私は「書きあぐねたまま」なんですね。

ま。そもそも。他人に火をつけてもらおうってのが。
ムシが良すぎるってことなんでしょう。

書きあぐねている人にもそうでない人にも。
小説や文章が好きな人には楽しい本だと思います。

あ。文章を書くことが好きな人全般にとって、かな。
そうそう、保坂さんのファンにとっても楽しいはず。

へー。こういうやり方で書けるんだ!って。

ある意味、惜しみなく企業秘密を晒しているとも言える。
でもなぁ。やっぱり私は保坂氏とは異なる人間なので。

参考になるかならないかで言うと。参考にならない。
でも。読んでいる間と読み終えた瞬間は。
自分にも書ける!と言う気持ちにはなります。

(2018.5.15)
以前読んだのは、5年前か、10年前か。
書き方指南というより、応援歌としての価値があるかも。
作者(小説に限らず)として生きたい人に対しての。
だから。また。数年後には読み返す気がします。

『着回し自在なニットのふだん着  -リネン、コットンで編む-』 michiyo

2019.05.02 手芸   comments 0

かぎ針編みのボレロが編みたくて。

あ。何かダサイニットを想像したでしょ?
かぎ針編みのボレロなんていうと。

でも。michiyoさんデザインのはそうじゃない。
編み図を見てもイマイチ編み方がわからないのですが。
たぶん、編み始めたらわかると思う。

え。編み物ってそういうもんですよ?

問題は編む暇がないことだ。
いつか編もう……と書くのも哀しい。

いっそ。老後に編もう、と言い換えるか。
でも。いつが老後なのだ?
私はいつまで働けばいいのだ?

ああ先が長過ぎて、息苦しい……。

(2018.10.20)
ブログのカテゴリを見直し中で。
「手芸」も「編み物」と「縫い物」に分けたい。
でも、それもなかなかの仕事になりそう。
どちらにも当てはまらないものもあるし。
「編み物」「縫い物」「刺繍」「その他」でいいか。

心の整骨  014 person

2019.05.01 person   comments 0
 語るときの声は穏やかで、キンキンとした声などの形容は当たっていない。尻あがりの語調に少し訛りを感じるのは、私が東京人のせいで、容姿も言葉遣いも作品同様に都会的である。洗練されていて、野暮なところは微塵も感じられなかった。

            中村 淳「青い絵具の匂い」


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プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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