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海の仙人  絲山秋子

2017.09.05 未分類   comments 0
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新潮社
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めちゃめちゃやんか!

読み終えて・・・というよりも。
読み始めてスグ、心に叫んだ。

ファンてジーてなんやねん、ファンタジーって。

妙に突き刺さる。なんやろう。
いや、だから。話が無茶すぎるんやって。

ええね、でも。ホンマ。
なんか、ええね。

うん。めっちゃ良かった。
しんみりと、ワクワクした。

ふわふわと、ドキドキした。

ええね。なんか、嬉しい。
いいやん、いいやん。

(2017.4.9)
正直、話が「ぶっとんで」る。感想、書き辛いわ・・・
でも、好きかな。好きやな。何より久々に「新鮮」やった。
まだ、何かを「新しく」感じることってあるんやね。
この快い「ガツン」という衝撃は、伊坂幸太郎以来かも。
なんか、スゴいぞ、この作家。地味に派手だぞ。
初めて村上春樹を読んだ時も思い出したわ。
「あ、こんな書き方もありなんや!」という驚き。
勿論、伊坂幸太郎にも、村上春樹にも似てへんよ。
個性の強さっていうか。「〜風」じゃない、色がある。
ワクワクしたな。ちょっと嬉しくなった。面白かった。

夏の終わり(・・・だといいな)と、最終期限。

IMGP0715.jpg

写真は、5月に東京駅のトラヤトウキョウで食べたかき氷。
今年初めてのかき氷でした。
弟に奢ってもらったのですが。美味しかった!

これは『日向夏と温州みかんの氷』なのですが。
他に『宇治金時』『生姜みぞれ』 『すだち氷』などあり。
悩みに悩んだ末、珍しさ優先で選んだのです。

氷の下に潜んでいる白餡が、めっちゃ美味しいの!!!

はぁ・・・もう一度食べたい。他の味も食べたい。
銀座店限定の『苺みぞれ』とか。
帝国ホテル限定の『氷あんず』とか。
ああなんなの、もう。どうして関西にないの!

あ。京都にあるか・・・そうか。
9月30日まで、かき氷は食べられるようなので。
もしも。元気と時間が余れば行ってみます。

お近くに虎屋カフェのある、かき氷好きさんはぜひ。
でも、でも、かき氷とは思えないお値段ですけど・・・

さて。季節外れのかき氷の話をしてる場合じゃなかった。
久しぶりの近況報告と今後の予定などをお伝えしようかと。

まず。ブログデザインをいつものに戻しました。
日中はともかく、朝晩は涼しくなりましたし。
ダークカラーでも、もう暑苦しくはないでしょう。
ああ。やっぱり、このお部屋デザインが落ち着くわぁ・・・

記事の更新は、コツコツと。
おそらく、一日おきくらいのペースで。
というよりも、最低一日おき更新を死守するつもり。
(近頃は書ける時に記事を書き溜めています)

読み終えていて感想が書けてない本が50冊。
「感想が読書に追いつく」という目標には遠い現状ですが。
やればできる子ですから、私! やると決めたらやりますから!

(自己暗示は大事。やれると思い込むのだ!根拠のない自信!)

仕事の方はですね。ちょっとは落ち着きました。
恐怖の棚卸しもナントカ無事終わりましたし。
毎日、事故と事件は起きているけれど、慣れましたし。

腹が立つ理不尽なことが多過ぎて、感覚が麻痺。
水に流すという術を今更に身につけました。
おかげで、日々、水を大量消費しています(笑)

何しろ来月から会社が変わりますから。
またそこで、色々あるに違いありません。
なるようになる、と開き直りました。

それにしても読書に感想が追いつく日は来るのか。
潔く諦めるという道も、時に考えます。
だいたい追いつきたいと言い出してから、いったい何年?

よし。決めた。

もし今年中に追いつかなかったら。
「追いつく」ことを目指すのをやめる。
それはつまり「読んだ本全ての感想を書く」という、
このブログの基本方針を破棄することを意味します。

なかなか大きな決断ですが。見切りも大事。
今年の年末を自分との約束の最終締め切りにします。
達成できなかった場合、基本方針を見直します。

案としては。
・「良かった」本の感想だけにする
・雑誌と手芸本と料理本の感想は書かない
・感想を書きたい気分の時しか書かない

いずれにせよ。
「全ての読んだ本」という縛りをなくせば、記事数は激減します。
思えばそれが別に悪いことでもないはずです。
その分、記事一つにかける時間を伸ばしてもいいでしょう。

いつまでも、守れない自分との約束を引き摺っても仕方ない。
「いつか」は永遠に来ないものです。

もちろん、年内残り4ヶ月で追いつく気は満々。
自分へのプレッシャーを発奮剤にしようという魂胆。
あとは・・・「賭け」ですね。
どっちに転んでもマイナスではないと思いますから。

書けるなら書きたいという気持ちでいますが。
「できない」と認めることも必要と考えるようになりました。

どうなるんでしょうね。
正直、五分五分くらいの確率かな・・・
結果は大晦日に発表する予定ですので、お楽しみに。

バーソロミュー2  メアリーマーガレット・ムーア

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ナチュラルスピリット
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あなたはどんな人になりたいのでしょう?

カッコウは意識によって卵の色を変えるそうです。
人間だって、そのくらいのことは出来ると著者は言います。

願えば叶う、というよりも。
自分の意識が自分の運命を作っている、と言う考えでしょうか。
それどころか、そういう想念たちが世界を作っている、と。

何かの考えを持つたびに、あなたはどこかで何かのパターンを活性化しているのです。ですから、自分が何を活性化したいのかを意識的に選んで下さい。


ま。トンデモ本と笑い飛ばすことも出来ます。
自分の願望を叶えるために、信じる人もあるでしょう。
私はどちらでもなくて・・・

「想い」が生み出すものの強さを信じざるを得ないというか。
だから、自分の考えにも責任を持っていたいというか。
あ・・・格好いいこと言い過ぎた(笑)

私自身にそれがあると言えないのが残念ではありますが。
「創造性」というのは私にとって大切な要素なんですね。
それはやはり「思念」「想念」が元になっていると思います。

思えば叶う、という以前に。
思えば現実化する、という・・・
そして、それは大抵、悪い方に強く作用するんです。

良いことよりも悪いことの方を、圧倒的に多く考えている。
そうではない人もいるでしょうが、私はそうですね。

それは自分の生活や人生を傾けているのみならず。
もしかすると世界そのものも汚染しているかもしれない。

楽観的とか、悲観的とかいう二極的な話ではなく。
心や頭に「美しいもの」「楽しいもの」があった方がいい。
自分のためにも、周囲のためにも。

苦しいのが当たり前、と思えば。
本当にそうなってしまうんだなと感じます。

以下、長々とした引用です。
私が読み返したいところを写しただけなので悪しからず。


関連記事

二十世紀のパリ  ジュール・ヴェルヌ

2017.09.01 SF   comments 0
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集英社
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二十世紀が未来だった頃。

ええっと。珍しく、借りた本ではなく買った本。
「非常食」として積まれている中の一冊です。
図書館で本を借りる暇のなかった時に読みました。

この「非常食」(=積読本)、もう数えるのをやめましたが。
おそらく、200冊前後と思われます。

ジャンルは雑多。
古本屋で状態がよく、装丁が見苦しくなく、安かった本たち。
なので、「すごく読みたい本」であったりはしません。

「うわぁーこれ読みたかった!」という本も少しありますが。
基本的には「読んでもいいかも?」くらいな本です。
これもそんな一冊。タイトルと装丁が気に入って買ったもの。

で。読み終えて数ヶ月が過ぎた今。
内容が思い出せず、読み返す時間もないので。
とりあえず、Amazonの紹介文を引用してみます。

時は1963年。ヴェルヌが執筆した時から、ちょうど100年後を想定した時代。パリは文明の発展を謳歌していた…。執筆時「荒唐無稽」と評された本書は、130年の時を越え、現代文明に新たな意味を問いかけている。

私、そもそも、この手の未来予測型小説が苦手です。
傑作と名高いオーウェルの「一九八四年」もダメでした。

陰惨というか。未来予測は「救い様がない」んですね。
そしてその未来は「すでに来ている」わけですよ。
「当たっている」と言えば「当たっている」し、
「そうでもない」と言えば「そうでもない」。

結局、人間の悪い方を見れば「当たる」のです。
だけどそれは、いつの時代も底流にあるものでしょう。

世の中全部がひとつの思想や風潮に染まるとき。
それがどんなものであれ、世界は牢獄になるのです。

作家の想像力が描き出した未来を。
その未来とされた現在と照らし合わせて答え合わせをする。
意外に正解が多くて、高得点だということを面白がる。
・・・という視点は私にはありません。

いえ。読めば、無意識に答え合わせはするんですよ。
でも。それが面白いとはあまり感じないのです。

あ。言い直しましょう。面白いとは感じなかった。

この本はなぜか面白かったのです。
ううん、面白いというよりは切なかったのです。
いえいえ、その切なさが同時に「面白み」を生んだのです。

今ならオーウェルの「一九八四年」も楽しめるのかもしれない。

それは、私自身の「世の中に対する絶望」が深くなって。
それでも「人間という生物への希望」は絶えていないからだと思う。

小説を書く人間は並大抵ではない「絶望」を抱えていて。
だから「希望」を描こうとしているのだ・・・というのは
あまりにも単純化しすぎた考えでしょうけれども。

黒いものの中に、白い色を見る。

そういう読み方が出来るようになってくると、
「好き嫌い」という狭い判別式の枠から出て、
「面白がる」ことのできる範囲が広がっていくのでしょう。

何を言ってるんだか、ちっともわからない感想ですが。
要は、私はこの本がなかなか好きということです。

救いはありませんが。
哀しい、でもなく。虚しい、でもなく。
現在への警鐘という捉え方でもなく。

人間の生の「いじらしさ」を私は強く感じました。
著者の「願い」がやはり色濃く漂っています。
それがこの作品に美しい表情を与えています。

詩情、と言ってしまっていいかどうかわかりませんが。
何か、「濁りのないもの」が息づいているのを感じます。

物語に救いはなくても。その気配が救いになります。

(2017.4.5)
SF小説の父とか、冒険小説の巨匠的なイメージが強くて。
少年の読み物?というイメージがついちゃってますが。
そういう先入観を取っ払って今更ながら読んでみようかな。
次は「海底二万里」か「八十日間世界一周」あたりを。

あたしの一生  ディー・レディー

487031696X

飛鳥新社
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あたしの主人、ではなく。あたしの人間。

ああ、そうか。
猫は自分が飼われているとか、保護されているとか。
そういう風には考えていないのかもしれないな。
うん、きっと、そうなんだな。

飼い主への愛情は深い。
その想いのまっすぐさに胸が痛むほど。

この物語の主人公は、猫のダルシー。
飼い主が自分を選んだのではなく、
自分が飼い主を選んだのだと、強く主張する。

彼女の良いところは。
一途に「あたしの人間」を愛しつつも。
誇りを持って「あたしの人生」を生きている点。

これは猫が語る自分の一生の物語だけれど。
彼女の人生・・・ならぬ猫生は、
飼い主にとってかけがえのない贈り物だったとわかる。

自分らしく生きる。

そう願うのは簡単だけれど。
そこに愛が絡む時。その実現は難しくなる。
でも、だからこそ、人生は輝く。

猫にでも出来る、とは思わない。
猫だから出来る、とも思わない。

多くを望まず、しかし自分の求めているものには貪欲な生き方。

猫好きさんも。そうでない人も。
人嫌いさんも、人見知りさんも、寂しがりさんも。

愛ってなんだろうと考えてみたことのある人は。
胸にズキン、と響くものがあるでしょう。

著者が何度も繰り返したであろう言葉を、最後に。
「ありがとう、ダルシー」

(2017.4.6)
感想を書くにあたって。もう一度読み返しました。
(再読日は2017.8.25です)
内容を軽くチェックするつもりだったのに。
気付けば最後まで読み切っていて。目には涙・・・
猫目線の物語を読むのはこれが初めてではありませんが。
これほど、リアルな猫らしさを体感したことは無かったかも。
小説向きに脚色されていない、これぞ猫!な感じ。
(あ。私、擬人化された猫が主人公の物語とかも好きですよ)

意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本  舘神龍彦

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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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完璧な手帳はありません。

手帳選びについて著者はまず、そう断言しています。

そりゃそうですよねー。
だから「自作」に走っちゃう人もいます。
私も、ほぼその直前まで行きました。

でも。せいぜい「カスタマイズ」に留めるべきかな。
そこまで労力と時間を注ぐほどのメリットはないような・・・

自分に必要な機能を持った手帳を見つける。
同じものを使い続けて、使い方を安定させる。
それが結局、いちばん効率的。

何しろ、手帳で大事なのは。
どこを見れば何が書いてあるかわかること。

毎年違うのを使っていると。
見たい情報を見つけるのに、モタモタします。
書き込むのも、サクッと出来ない。

手帳に対して「求める」のではなく。
手帳を工夫して「使いこなす」べきなんですね。

だからって、どんな手帳でもいいとまでは言えず。
自分と相性がいいものを見つけた方が快適です。

私は、紙質やサイズ、デザインに比重を置きがち。
使い勝手を犠牲にし過ぎて、失敗します・・・

まずは。
自分が手帳に何を書きたいか。
手帳を書くことで何を実現したいかを熟孝すべき!

私が願うのは。
自由時間を増やすことですね。
疲れているからとダラダラして余暇が潰れるのがイヤ。
時間の使い方が上手くなりたいのです。

下手でもいいやん!と開き直っていつつも。
浪費し尽くされた時間の残骸を日々眺め暮らすのは辛い。
疲労を言い訳にダラけ過ぎの毎日には飽き飽きです。
でも、気合いや決意では、どうにもならない。

というわけなので。
私には急務と言っていいですね、時間管理。

時間など考えずに熱中できることだけやればいい、と。
ずーっとそう思って来たんですけれども。
計画性を持たないと、熱中するための時間も持てません。

あ。本書の感想から、かけ離れてってる〜

正直、もう覚えてないんですが、
(読後のメモを頼りにこの記事書いてます)
どんな手帳を選べばいいか悩む人の助けになるはずです。

手帳とスマホを併用して使ってもいいんですよ。
どちらに、どんな役割を持たせるかさえ決めてあれば。

私もまだまだ試行錯誤します・・・

(2017.3.8)
2018年は、バーチカルタイプに回帰しようかと。
今のところ、有力候補は伊東屋の24時間手帳。
昔、何年か続けて使ってました。サイズもコンパクト。
ただ、老眼気味な私には少々辛い小ささかも・・・

第二候補は、これ!

名画座手帳2017
名画座手帳2017
去年、とある書店で実物を見て一目惚れ。
勢いで買いそうなぐらい、気に入ったのです。
だけど、こっちは少し大きいかな・・・
(制服のポケットに入れたいのですよ)

50歳、おしゃれ元年。  地曳いく子

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集英社
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おしゃれは人生を楽しむためのもの。

イマイチの服を着ている時間の余裕などない。
好きなものを自由に着て、
人からも「あら素敵」と思ってもらえると嬉しい。

・・・というのが著者の考えで。
全面的に、大賛成です。

地曳さんが目指すのは「ナイス&カジュアル」。
=張り切りすぎず、決めすぎず、好印象でセンスがいい。

私の理想もそうだけど、なかなか出来ないんだよなー
でも。著者は以下のような信念をお持ちです。

余計なものを買わず、本当に似合うものだけを真剣に探して、めぐり逢った時だけその出会いに感謝して買い、服の寿命が尽きるまでフルに活用する。こういう心がけの人には、洋服の神様が「その人を輝かせる最高の一着」を必要な時にめぐりあわせてくれるはず。

そうかも。うん。洋服の神様っているような気がする。

不要な服を捨てないマイナスについての辛辣なご意見も。

どんどん増える。あるからつい着る。後悔する。
部屋着にしても、鏡を見てゾッとする。

さて。ファッションについて書かれた本で共通することは。
「サイズにこだわる」という点。私自身の課題でもあります。

本書では「スカートは5ミリ単位でこだわって」と・・・

うう。厳しいな。
一方で。気が楽になるような一文も。

アクセサリーは外出のたびに変える必要なし。
つねにアルハンブラのネックレスという友人もいるが素敵。

しかしね。
常につけても飽きないアクセセリーを見つけるのが困難・・・

(2017.4.1)
著者のおしゃれについての考え方が好きです。
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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*ブログタイトルの由来

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